#52 二宮団地しっかりリノベ~漆喰を塗りました~ |YADOKARI✕公社二宮団地
こんにちは。団地に引っ越して早2カ月快適に過ごしセルフリノベーションの苦労ももう過去のこと。となる前に、二宮団地で暮らしたい、セルフリノベーションがしてみたいという方の参考に少しでもなればと、工事の記録を書かせてもらいます。前回はタイルのセルフリノベーションについて。そして今回は漆喰工事、DIY工事に幾度も登場するこの工事を、我が家でも行いました。
材料、道具はこんな感じです。
漆喰はタナクリームという商品で、こちらは、漆喰の中に入っている骨材が荒く、仕上がりが程よくザラザラするため、下地処理の粗などが目立ちにくいDIY向けの材料です。作業の前にはまず養生。漆喰が飛び散りそうなところには養生材(マスキングテープ、マスカ、養生テープ)を使い養生をしていきます。コテで漆喰を塗っていると思いもよらぬところまで漆喰が付着していることがあるため、過剰なくらいの養生が綺麗に仕上げるコツです。
養生が終わったら、漆喰塗のまえに先ずはシーラー塗作業。シーラーとは壁と漆喰の接着をよくするための糊で、漆喰を塗る壁面にローラーで塗っていきます。あっという間に終わり、乾くのを待ちます。
一日置いて、乾いたのが確認できればいよいよ漆喰塗。バケツからコテ板へ漆喰を乗せます。
そこからあとはコテに漆喰をとりひたすら壁に付け伸ばしていきます。コツは塗りと仕上げを分けること。まずは壁全体に漆喰を見栄えを気にせず塗ってしまい、塗った後に丁寧に仕上げればきれいに行くかと思います。こんな感じでコテ跡をつけても面白い。
自分の苦労や思い出が仕上がりとなって現れる左官作業。漆喰はセルフリノベーション向けの材料なんだと改めて自分で塗った壁を見て思いました。次回はみんなで造った収納棚についてレポートします!
(2018年1月19日記事公開)