スコットランドの牧草地。 小草原の小さな家「Brockloch Bothy」
未舗装の畦道を進むと、やがてブルーベルの森が現れる。春には、蒼い花のカーペットが敷き詰められるブルーベルの森。その森を抜けると、黒い顔の羊たちが草を食む草原が広がる。そこには一軒の小さな家。
薪ストーブにソファベッド、辺りを一望できるウッドデッキのテーブルセット。ここで過ごす家族や恋人たちには、きっと静かで心地良い休日が待っていることでしょう。
場所はUK、スコットランド南西部、ガロウェーヒルズ。家族経営の小さな農場に佇む木造のエコ・ロッジ Brockloch Bothyは、太陽光発電による独立系統(オフグリッド)の電源を持ち、携帯電話やノートPCの充電や小さな照明器具の電力を供給できる。
間取りはダイニングキッチン、ベッドルーム、ユニットバスの必要最低限のシンプルな構成。キッチンエリアには、4コ口のガスレンジとオーブンレンジ、小型の冷蔵庫が付いているので、滞在中の食事は何だって作れそうだ。リビングエリアには、薪ストーブがあり、冬には窓に広がる牧草地の雪景色を眺めることもでき、牧草地の季節を一年中楽しめそうだ。
敷地は、190エイカー(約7.7万平米)の美しい風景が広がる農場。傍らには、赤リス、トビ、鹿などの野生動物たちの安息地が続く。釣りができる入江や川もあり、ゴルフコースなどのレジャーも楽しめる。料金は、平日4日間(月〜金)または週末3日間 (金〜月)で350ポンド(約6万円 2014年1月現在)、一週間滞在で、550ポンド(約9万4千円 2014年1月現在)となっている。
スコットランドの草原で、ホッと一息ついてみませんか?
photo by Brockloch Bothy