新型コロナのロックダウン中、なんと11歳の少女がキャンピングカーをリノベーション!クリエイティブなステイホーム時間に注目!

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11歳のアメリカの少女ローレン・ネルソンは、これまで貯めていた400ドルの貯金をはたいて中古のキャンピングカーを購入しました。彼女は、家族や周りの人たちの協力を得ながら、キャンピングカーを居心地の良いタイニーハウスへと見事にリノベーションしてみせました。

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ローレン・ネルソンは、ニューヨーク州のカナダとの国境近くの街、アッティカに暮らす11歳の少女です。新型コロナによるロックダウン中、ローレンは家の敷地内に砦やクラブハウスを建てることを思い描いていました。やがて、そのために必要な木材を購入するためには、多くのお金がかかることがわかりました。「わたしは、自分だけのスペースがほしかったんです」とローレンは言います。

彼女は、VWバスとAirstreamのミニチュア付きの、トイドールセットにも心惹かれていました。650ドルというおもちゃの価格を聞いた両親は、ローレンにもっと安い値段で本物のキャンピングカーが買えることを告げました。

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「わたしは、誕生日やクリスマスのお金をすべて貯めていました。その貯金を崩してキャンピングカーを買ったの」とローレン。偶然にも、近所の住民の一人が、1988年製のキャンピングカーを売りに出していました。彼女は歓声を上げると、500ドルの売値を400ドルにまけてもらうことに成功しました。2割引の交渉ができるとは、なかなかのタフネゴシエーターです。

「わたし永遠にここに住むわ」とローレンは初めてバスを見たときに言いました。キャンピングカーのリノベーションの最初のステップは、内部に残っていたガラクタを片付けることでした。虫除けスプレー、日焼け止め、衣類などのキャンプ用品がほとんどでした。

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ローレンは、オーブンや2段ベッドの下に4つのネズミの巣が隠されているのを発見しました。また、キャンピングカーのあちこちにネズミの糞が落ちていました。「ネズミのことを愛おしく思いました。ネズミたちは元気がなかったので、もしかして、親がいない間にキャンピングカーを運んでしまったのかも、と思ってととても悲しくなりました」とローレン。

近所の人の助けを借りて、ネルソン夫妻はキャンピングカーからネズミと糞を取り除き、きれいに掃除しました。窓の一部は雨漏りするので、ローレンの父親がすきまをふさぐ作業を行いました。マットレスとクッションは日光に当てた後、洗剤でこすり洗いしました。

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キャンピングカーが完全に掃除されると、ローレンの大好きなインテリアデコレーターとしての仕事が始まりました。彼女は、Pinterestを活用してインスピレーションを得た結果、「BOHO, beachy」のテーマにたどり着きました。BOHO(ボヘミアン×ニューヨークのSOHOスタイル)+ビーチスタイルのインテリアで、ローレンによればデザインの美学を、明るい色や植物に焦点を当てているそうです。

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母親のエイミーは、この夏のローレンのお泊りキャンプのためにお金を貯めていました。新型コロナの影響で今年のキャンプが中止になったので、エイミーはその500ドルのお金をキャンピングカーのリノベーション費用に充てることにしました。

2人は、Home Depotでフローリング、ペンキ、クッションカバー、タイルシールを購入しました。ローレンは父親の剥製作業場から流木を、庭から植物を取ってきました。「彼女は質素で倹約家でした。ほとんど物を買いませんでした」とエイミー。

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2カ月後、ローレンはキャンピングカーのリノベーションを完了し、そこをプレイルームとして使うのが大好きになりました。キャンピングカーは、家の前庭に停められており、ローレンは日中にたむろする場所として、クラブハウスのように使っています。

キッチンにはオーブン、シンク、冷蔵庫がありますが、現時点では、電気や水に接続されていないので、キッチンは稼働していません。しかしローレンは、来年にソーラーパネルを設置するためのお金を貯める計画です。

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キャンピングカーの後ろには4つの2段ベッドがあり、昼寝をするのに格好な場所となっています。「そこでリラックスして、昼寝をするのが大好きなの」とローレン。お友達もみんなで泊まれそうです。

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キャンピングカーを完成させて以来、ローレンはそれを50ドルで民泊用に貸し出しています。彼女はまた、キャンピングカーでトイドールのティーパーティーを主催することを計画しており、一人の参加費用は25ドルになるとのことです。

「彼女は多くの計画を持っています。ビジネスプランまで書き上げています」と母のエイミーは言います。ローレンは、将来的には、キャンピングカーをキャンパスの近くに駐車して、大学の寮費を節約することを考えています。

「わたしはいま、より大人になった気分です。わたしの家族は大きな家を持っていないので、キャンピングカーは、絵を描いたり、本を読んだり、創作するための自由なスペースを与えてくれています」とローレンは語っています。

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