身近な人達との繋がりを深めることが、全ての癒しに繋がる
目まぐるしく過ぎ去る毎日の中で思うことがある。
町には人が溢れ、それぞれに立場や毎日の活動があり、
また目標や夢、悩みや課題がそれぞれ少なからずある。
僕らが夢を描き、頑張り、時に悩む理由は、
「自分の存在価値・証・生きている意味を刻みたい、
それはとても深いレベルで孤独を癒したい」
ということのようだと。
混沌とした日本では、3.11後、
「本当の自分と向き合い、心の声に従い、
やりたいこと・ワクワクすることをやりなさい」
と囃し立てる本やメディアが多いが、
そんなことは今に始まった話ではない。
これも表層レベル(顕在意識)での話で、
その配下シャドーになっているのは
「孤独を癒したい」という源泉に集約されているようだ。
言い換えるとすべての欲求の裏には
「孤独を癒したい」という根源的人間の欲求がある。
これは原始時代の共同生活パターンが、
遺伝子レベルで強く刻まれているという説もある。
その「孤独」に立ち向かおうとした
偉大な哲学者や芸術家達は、狂死を遂げている。
ゴッホは耳を切り落とし、
ニーチェは発狂し、狂気となり命を落とした。
だからもうそこで、
僕らが生きる意味を求めて悩む必要はない。
孤独に答えは無いようだと。
精神世界的な側面では、魂は輪廻を繰り返し、
「魂の成長が真の目的=生きる意味」とされている。
その中で過去世が存在し、その資質は引き継がれ、
それが今の僕ら(現世)の、欲求となっているという。
最新の科学的な側面で言えば、
今見えているすべてのものは、波動でありエネルギー体なので、
それは自分自身が創り上げたものであるという(量子論)
様々な側面から生きる意味をぼーっと考えて
辿り着いたことがある。
色んな事象を受け止めた上で、
シンプルに孤独を癒し、
楽しく生きるために大切だと思うことは、
「身近な人達との繋がりをしっかり深めることが、
全ての癒しに繋がり、幸せの大前提となる。
その上で、それぞれの人生を全力で楽しむこと」
ということなのだろうと。
生きる意味というより「人生は旅」のようなもので、
一人一人の人生は、それ自体とても美しく豊かであると。
家族、友達、パートナー、仕事、様々な人たちとの
関係性を改めて深めようと思う今日このごろでした。