世界の小さな住まい方

世間から遮断される贅沢、三角形の別荘「A Frame Cabin」

石井敦子プロフィールアイコン | 2015.2.28
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現代の贅沢は何だろうかと考える。誰からも邪魔されない、世間の喧騒や情報からも自由でいられる時間ではないだろうか。

米国カリフォルニアのサンフランシスコから車で2時間近く走ったところにある、少し内陸に入った森にひっそりと佇む正三角形の小さな住まい。これが今回ご紹介する「A Frame Cabin」だ。その姿はまるで白雪姫の七人の小人たちが住んでいる小屋のようで想像力が膨らむ。

「A Frame Cabin」はひとりまたは二人で静かに過ごしたい人たちに貸し出されている小さな貸別荘だ。家具付きなので、いつ訪れてもすぐに快適な別荘生活を堪能することができる。

静かな環境で作家やアーティストが作品作りに没頭するのにも、恋人と二人っきりで過ごすのにも居心地がよさそうな「A Frame Cabin」。家の周りにはアメリカスギがそびえ立ち、針葉樹の濃い緑の爽やかな香りを放っている。中はどうなっているのか少し覗いてみよう。

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エントランスのあるデッキへつながる階段を上ると、白い両開きの扉がある。扉を開くと目の前には2階へと続く階段がある。エントランスの横には薪ストーブ。階段の下は棚が設けられ、書籍や食器などがセンス良く置かれている。階段をはさんで左右がリビングスペースとなっており、右側には椅子が2脚、左側にはソファーが置かれている。リビングスペースは吹き抜けになっているので、天井が高く開放的だ。床に敷かれたフォークロア調のカーペットがこの部屋によくマッチしている。

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この家にはテレビはない。そのかわりにこの小屋にピッタリなレコードプレイヤーがある。自分のコレクションを持ち込んでもいいし、ここにすでにそろえてあるレコードから好みのものを選ぶのもいいだろう。レコード特有のシーシーという音。アナログな音楽が流れる空間。ゆったりと時間の流れるこの家で、ソファーに座って読書をするのはどうだろう。

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右側のリビングの向こうにはキッチンがある。すべてのキッチンツールやレシピ本までそろっているので、到着したその時から自分で料理を作って楽しめる。コンロは4つあるので手の込んだ料理も作りやすい。

ソファーがある方のリビングの奥には大きな扉がある。ここはバスルームだ。扉を開いた正面には埋め込みタイプのバスタブがある。右手にはシンク。左にはトイレ。清潔感があり、バスタブの上に設けられた窓からは外光が入り、室内は明るい。

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2階はベッドルームで、ふたりが寝るのに十分な大きさのベッドが一つあるだけの、シンプルな造りだ。明るい1階と対照的にベッドの上部にある小さな窓からひっそりと外光が入り、まるで教会のような神聖な雰囲気がある。

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wifiは完備されているので、ネットにもアクセスできる。でもここに泊まるなら、携帯もコンピューターのスイッチもオフにして、喧騒から離れてゆったりと休暇を楽しんでみてはいかがだろうか。

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「A Frame Cabin」は一泊から宿泊できる、ご希望の方はこちらのサイトで予約が可能だ。https://ja.airbnb.com/rooms/2437969

Via:
tinyhousetalk.com
ja.airbnb.com

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石井敦子プロフィールアイコン

Writer 石井敦子

世界の小さな住まい方ライター担当。

1970年東京生まれ、鎌倉育ち。幼少から未知の世界を求めて三輪車で近所を徘徊。米国への留学をきっかけに徘徊の規模が世界へと広がる。好奇心旺盛で、異文化への興味は特に強い。お呼びがかかれば、インドの結婚式にも馳せ参じるフットワークの軽さと、虫以外はなんでも食べる食欲がウリ。異国の住民目線の生活を好むため、旅の手段も現地人の家に転がり込む居候型。世界中で家族を増やす計画を実行中。鎌倉在住。好きな言葉「Nothing is useless(人生に無駄な経験なし)」

TW:@azkoishii
HP:Nomad Azko的世界放浪

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