世界の小さな住まい方

お家の解体は、微生物にしてもらおう。「分解」を極めたお家「Lawn House」

佐藤英太プロフィールアイコン | 2015.4.22
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これは芝生で覆われた台形のモニュメントだろうか。じつはこれは立派な「住まい」なのだ。プラスチックのパネルを台形に組み、芝生で覆った非常にシンプルな構造でできている。芝生に覆われていない面は、窓と扉を兼ねていて、光を取り入れ、換気をする役割をしている。シンプルなようでいて、実はかなり器用な設計だ。

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また、芝生は断熱材の代わりになる。断熱材というと、壁の内側に埋め込まれているものをイメージするが、芝生でまるまる覆ってしまうというとても大胆な発想だ。どちらかというと芝生が主体にさえ見えてくる。

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これは「Lawn House」という住まいで、読んで字のごとく「芝生の家」だ。イタリアのAltro-Studioによって設計された。台形のデザインは水はけを良くし、素材のプラスチックは生分解性のものを用いている。

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分解できる住まいと聞くと「部品ごとに分解して・組み立てる」ものが浮かぶだろう。もちろんそれもモバイルハウスだ。しかしLawn Houseはちょっと違う。住まいを微生物が分解できるのだ。分解もここまでくると、なんだか笑いがこみあげてくる。そのうち「発酵する住まい」なんかも現れるのではないだろうか。

Via:
hometone.com
altro-studio.com

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佐藤英太プロフィールアイコン

Writer 佐藤英太

世界の小さな住まい方ライター担当。

新潟うまれ新潟育ち、お米とお酒が大好き。長野県松本市在住。ゲストハウスのヘルパースタッフ兼フリーライター。
ものづくり→森づくり→木工職人→農のある暮らしへと関心が移り今に至る。学部時代は「感性工学」に興味があり、心理学と情報処理を専攻していた。「考えること」が好き。「美しいもの」が好き。
キーワードは「農的暮らし」「旅」「表現」。
農的暮らしは、在り方として健全で、美しい。旅をしたいのは、美しいものを見たいから。自身の中にある「美しい」を余すところなく表現したい。今後は高知県に移住し、「農的暮らし」に挑戦する予定。日々の暮らしや感じていることをブログで発信している。

FB:佐藤 英太
HP:エータノート

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