【後編】4年目だから話したい、YADOKARIのこと

YADOKARI
さわだいっせい(左) ウエスギセイタ(右)

YADOKARIが2016年から新しくチャレンジしている「プレミアムメンバー」向けの限定記事。第1回目の記事の内容をどういうものにするべきか編集部で考えたのですが、まずは「自分たちのこと」を紹介することに決めました。

今まで僕たちは、進んで自分たちのことを話してきませんでした。
それは、あえて話す必要がないかもと考えていたり、僕たちが人前に立つことが苦手だったりと、色々な理由があるんですが、活動を始めて4年が経ったいま、自分たちのことを振り返る意味も込めて、YADOKARIの活動を2本の記事にまとめてみたいと思います。

前編では、僕たちYADOKARIがなぜ活動を始めたのか。その裏にはどんなストーリーがあったのかをお話しました。後編は今までの活動の成果を、ひとつの記事にまとめたいと思います。

タイニーハウス「INSPIRATION」

01_
僕たちの活動の成果として最初に紹介したいのが、タイニーハウス「INSPIRATION」です。僕たちYADOKARIは活動当初からタイニーハウスを作りたいと考えてきました。それが叶ったのが活動3年目のことです。

僕たちが掲げる「新しい住まい方」という”アイデア”を実践するためには、「小さな家」「移動できる家」という”ハード”が不可欠です。しかし、日本ではそのような家を製造・販売するメーカーはほぼありません。それでは絵に描いた餅になってしまう。ならば作ってしまえ!とクラウドファンディングで支援を募集し、約300名の支援を得て「INSPIRATION」は完成しました。

床面積13.4㎡の家の中にはミニマムな暮らしができるように、簡単なキッチンとシャワー、トイレを設けています。家はトレーラーや船で運搬可能で僕たちが描く新しい住まい方に一歩近づくことができました。

内装2-620x409
内装-620x412
この家は10棟限定で販売もしました。

タイニーハウス「INSPIRATION」の詳細はこちら

YADOKARIサポーターズ始動、部活動発足

toramon00
2013年、小さな暮らしの情報交換の場として、「YADOKARIサポーターズ」を立ち上げました。十数人から始まった小さなグループは2400人(2016年1月現在)が登録する大きなコミュニティへと成長しました。

その中からメンバー同士が交流し、「YADOKARI小屋部」や「YADOKARI小商い部」など部活動が発足しました。

YADOKARI小屋部では「小屋を建てる」ことを主な活動にしています。部長の唐品知浩を中心にサポーターズを中心にメンバーが集まり、2014年4月の発足から10棟以上の小屋を建てています。

yadokari-hut_01
YADOKARI小商い部では、「小さな商い」を主な活動にしています。こちらは部長の鈴木雅矩を中心にメンバーが集まり、スープや小物など、オリジナルの商品をフリーマーケットで販売しました。

10931390_1048697318480380_8871294435892007923_n
10306265_1048697678480344_8017375793491308129_n1
部活動はサポーターズグループ内で定期的に行われています。自由参加なので、ご興味がある方は、YADOKARIサポーターズにぜひご参加を。

YADOKARIサポーターズの紹介はこちら
YADOKARI小屋部の活動報告記事まとめはこちら
YADOKARI 小商い部の活動報告記事まとめはこちら

豊かな休日のために「休日不動産」

012
休日不動産は、株式会社CityLights TokyoとYADOKARIが共同運営するwebサイトです。
このサイトで発信しているのは「休日の豊かな過ごし方」。一年間には約118日の休日があります。これだけの時間が充実したものに変われば、人々の人生のクオリティは上がるに違いありません。

休日不動産は充実した休日を過ごす拠点として、「築年数が経過した」「数百万円で手に入る」別荘を紹介しています。いままで別荘はステータスの象徴でした。しかし、現代では「2拠点居住」「地方移住」「シェア別荘」など、新しい暮らし方を送るための拠点として大きな可能性を秘めています。

[protected]aa
近年、空き家も全国的に増えてきましたし、今後は「空き家の持ち主」と「場所を探している人」をマッチングするサイト構想も思い描いています。

休日不動産の紹介はこちら

心地よい生活雑貨のオンラインショップ「AURORA」

aurora_n
「AURORA(オーロラ)」は、北欧と日本の食器・雑貨・ガーデン用品を扱うオンラインショップです。

毎日使う日用品が上質ならば、使う人の暮らしも上質になるはず。「素敵なものに触れ、あなたの暮らしに馴染み、愛され続ける道具をお届けしたい」そんな思いでセレクトしたライフスタイル用品を約200点ほど取り扱っています。

時にはYADOKARI共同代表のウエスギ自ら北欧フィンランドに飛び、ヴィンテージ食器を買い付けに行ったりもしました。

AURORAの紹介はこちら

和モダンドミトリー「点と線」

03
YADOKARIは様々な空間プロデュースも行っています。その代表作のひとつが、ドミトリー「点と線」です。ドミトリーとは旅行者向けの簡易宿泊施設のこと。この客室は、神奈川県川崎市のビルを再生してオープンしたゲストハウス兼イベントスペース「ROCKHILLS GARDEN(ロックヒルズガーデン)」の中に設置されました。

海外からいらっしゃるお客さんが喜ぶようにと、デザインはモダンな和風にまとめてあります。
「点と線」という名前には、「これからも小さな拠点をつくり、点と点として結び、線として繋げていきたい」という思いが込められています。

04

ドミトリー「点と線」の紹介はこちら

新オフィス兼コワーキングオフィス「中銀カプセルタワー」

nakagin-diy
長らく神奈川県に事務所を構えていたYADOKARIでしたが、2015年の10月に中央区銀座8丁目の中銀カプセルタワーに事務所を移しました。

保全・再生活動の一環として一室をお借りした中銀カプセルタワービルは、現代建築の巨匠・黒川紀章氏が設計したビル、10㎡のカプセルが積み上げられた独特の外見をしています。

40年以上前に建てられた建物ながら、現在のトレンドワードでもあるノマド、ミニマリズム、モバイルハウスなどのキーワードを予言したかのようなコンセプトにはYADOKARIも大きく影響を受けています。

11221948_1029184750454510_4656615177919843845_n-620x465
40年以上の年月を経た建物の一室をセルフリノベーションし、サポーターズの皆さんの手を借りながら、改装した部屋は現在、事務所兼シェアオフィスとしても貸し出しています。スペースレンタルも3時間から可能です。

シェアオフィス・スペースレンタルの申し込み、リノベーションの様子などはこちら

二冊の本、「月極本」と「アイム・ミニマリスト」

YADOKARIは2015年に二冊の本を発行しました。

tsukigime-books-011-620x413

2015年12月に、2000部限定で発行した本が「月極本」です。

創刊号のテーマは、場所・時間・お金に縛られない新たな生き方・考え方「ニューミニマル」について。YADOKARIが「未来住まい方会議」で2000近く紹介してきた新しい住まい方の事例の中から、50事例を厳選して掲載しています。

月極本は今後もテーマを変え、発行を続けていきます。
売れ行きは好評で、そろそろ2000部も売り切れそうですが、もう少しだけ在庫もあるので、購入はお早めに(2016年1月現在)

月極本の詳細はこちら

bnr_imminimalist

同時期に発行した本が、三栄書房から発行された本「アイム・ミニマリスト」。セルフビルドや地方移住など、全国に暮らす新しい暮らしの実践者にインタビューを行い、一冊の本にまとめた書籍です。全国書店やamazonで販売中です。

アイム・ミニマリストの詳細はこちら

タイニーハウス「THE SKELETON HUT」

skeleton-hut-kai-tub01
「THE SKELETON HUT」は、鎌倉を中心に活動する不動産プロデュース会社兼、建築設計事務所「エンジョイワークス」とYADOKARIがコラボして生みだしたタイニーハウスです。

「THE SKELETON HUT」は木製のタイニーハウスで、サイズは「S」と「L」の2サイズ。
「S」サイズは畳三畳のコンパクトタイプながら190万円から購入可能でセルフビルドができます。
「L」サイズは、24.84㎡の床面積を持ち、ロフトやシャワー、トイレ付きの小屋。こちらは820万円から購入が可能です。

2拠点居住の拠点として、週末の家として、またお店としての使用もできる「THE SKELETON HUT」。内装も外装もシンプルに設計しているので、DIYをしてカスタムも楽しめます。
skeleton-hut-kai-tub02

タイニーハウス「THE SKELETON HUT」の詳細はこちら<

 

今回は代表的なものだけを書き連ねてみましたが、僕たちも活動当初はこれだけのことができるとは考えていませんでした。

前編でも書きましたが、活動当初のYADOKARIは海外の新しい暮らし方を紹介するfacebookページでした。活動当初は全く反応がなかった活動もだんだんと反響を得て、これだけ仕事を任せていただけたと思うと感慨深いものです。

2016年は何が起こるのかわかりませんが、今年もきっと思いもよらないことが待っているのでしょう。
今年もYADOKARIを、どうぞよろしくお願い致します。[/protected]