\未来団地会議「鶴川団地プロジェクト」/ “ちょうどいい” 新・団地暮らし! 〜コロナ禍で見直す、理想の日常とは?〜

◎未来団地会議「鶴川団地プロジェクト」

未来団地会議 「鶴川団地プロジェクト」は、東京都町田市にある「鶴川団地」において、団地住民や町田市民、そして新たに団地に住まう「コミュニティビルダー」を中心に、団地の新たな魅力を創造・発信していく取り組みです。

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◎今回のイベントについて

未来団地会議「鶴川団地プロジェクト」の一環として、団地の未来を参加者の皆さんと共に考える、オンラインイベントを開催いたします!

テーマは、「“ちょうどいい” 新・団地暮らし ! 〜コロナ禍で見直す、理想の日常とは?〜」です!

1960年代に先進的な住まいとして導入された団地は、人口増加の受け皿として日本の発展を支えてきました。

しかし、建設から50年余りがたった現在、高齢化、世帯人員の減少、建物の老朽化等の理由によって、必ずしも、いいイメージばかりを持たれていないという現状があります。地域コミュニティという目線においても、世代間・新旧入居者の壁や、周辺地域との連携不足など様々な課題を抱えています。

その一方で、近年、単身者や夫婦をはじめとした若者世代が、団地を選んで住むという動きも加速しています。キーワードの1つとなっているのが、「ちょうど良さ」。どこか古くて懐かしい雰囲気、緑豊かで風が通る広々とした敷地、シンプルな居住空間、都心との距離感、集合住宅ならではの人の気配など、“ちょうどいい”住み心地が人気の理由となっているようです。

“ちょうどよさ”、または、言い換えるのであれば、“ゆるさ”のようなものは、団地の持つ大きな魅力なのかも知れません。

今回は、そんな団地の未来に向けて、様々な団地で活動するゲストをお呼びし、今ならではの団地の“ちょうどいい暮らし”や、“日常のコミュニケーション”について、今回のプロジェクトの舞台となる「鶴川団地」を具体的な例としてあげながら考えていきます。

ゲストは、「まちにわひばりが丘」や「ネイバーフッドデザイン」等の活動を始め、団地や暮らしにまつわる分野でご活躍されている田中宏明さん、「志木ニュータウン」や「Yanasegawa market」等を始め、団地や暮らし、公共空間活用等の分野でご活躍されている鈴木美央さんをお呼びいたします。また、UR都市機構から、当プロジェクトの舞台となる“鶴川団地”の担当でいらっしゃる小山智弘さんに加え、数多くの応募の中から今回のプロジェクトにジョインしてくださることになったコミュニティビルダーのお二人にもご参加いただきます。

コロナ禍において自身の地域コミュニティや住まい方について、考える機会があった方は多いのではないでしょうか?

この機会に、団地のコミュニティについて話し合う事を通じて、参加者の皆さん1人1人の暮らしや地域について考えるいいきっかけとしていただければ幸いです!

ご興味のある方はぜひ、ご参加ください!

*イベントの様子は、後日、アフターレポート記事や動画アーカイブといった形で広報に使用される可能性がございますので、ご了承の上ご参加いただきますようお願い申し上げます。顔や声等が映りたくない方はカメラ・音声をミュートの上、ご参加いただきますようお願い致します。

◎こんなヒトに来て欲しい

・未来団地会議「鶴川団地プロジェクト」に興味がある方
・団地のコミュニティに興味がある方
・「ちょうどいい暮らし」や「日常のコミュニケーション」に興味がある方
・地域コミュニティについて興味がある方
・町田や鶴川で○○したいというアイデアを持っている方
・これからの団地に興味がある方
・町田市在住の方
・コミュニティビルダーに興味がある方

◎イベント概要

【日 時】2021年5月19日(水)20:00:22:00
【開催方法】オンライン
【参加費】無料(Zoom参加チケット)
【申込方法】http://ptix.at/OWB2DX
*peatixチケットサイトが支払い窓口*
【参加方法】
視聴ページからURLを取得し、ご参加ください。
【主催】
UR都市機構×YADOKARI

◎スケジュール

19:55 チェックイン
20:00 未来団地会議「鶴川団地プロジェクト」について
20:20 各ゲストの紹介、及び、団地での取り組み紹介
21:10 トークセッション「新 団地の“ちょうどいい”暮らし」
22:00 終了

◉今回のスペシャルゲスト


鈴木美央 
博士(工学)/建築家

8年前から団地に住まい、団地内公共空間の豊かさに取りつかれ、一軒家に憧れるも引っ越せなくなる。団地内の公園でマーケットを主催する。O+Architecture(オープラスアーキテクチャー合同会社)代表社員。東京理科大学講師。早稲田大学理工学部建築学科卒業。卒業後渡英、Foreign Office Architects ltdにてコンセプトステージから竣工まで世界各国で大規模プロジェクトを担当。帰国後、慶應義塾大学理工学研究科勤務を経て、同大学博士後期課程、博士(工学)取得。現在は建築意匠設計から行政・企業のコンサルティング、公共空間の利活用まで、建築や都市の在り方に関わる業務を多岐に行う。二児の母でもあり親子の居場所としてのまちの在り方も専門とする。著書「マーケットでまちを変える~人が集まる公共空間のつくり方~」(学芸出版社)、第九回不動産協会賞受賞。


田中 宏明(たなか ひろあき)
HITOTOWA INC. シニアプランナー

1991年長野県飯田市出身。大学休学中に地方と都市部それぞれの地域コミュニティ醸成に触れ、卒業後はフリーランスとして複数のまちづくり関連のプロジェクトに携わる。2015年よりひばりが丘団地のエリアマネジメントプロジェクト「まちにわ ひばりが丘」の事務局として現地に常駐。2017年よりHITOTOWA INC.に所属し、ご近所付き合いを通じた社会課題の解決=「ネイバーフッドデザイン」事業に取り組む。2020年2月より賃貸マンション「フロール元住吉」の管理・コミュニティサポート業務と、マンション共用部に併設された地域交流スペース「となりの.」の運営業務を担当する。

◉ファシリテーター

伊藤幹太
YADOKARI株式会社
プロデューサー/コミュニティビルダー

1995年生まれ。中央大学総合政策学部卒。2019年よりYADOKARI にジョイン。
プロデューサーとして、「アート」や「食」、「パブリック」等をテーマにさまざまな様々な企画プロデュース・まちづくり支援などを行う。横浜にある自社施設Tinys Yokohama Hinodechoではフードとイベントのプロデュースを担当。様々なクリエーターや現代アーティストと共に、主に食やアートを通じたコラボ企画を多数実施。日ノ出町・黄金町のまちづくり・ブランディングに携わっている。