トレーラーハウスの購入は「相談 → 見学 → 土地の確認とプラン決め → 見積もり・契約 → 製作・車検 → 運搬・設置・接続」の6ステップで進みます。在庫車なら短期間で、受注生産ならおおむね数か月で納品になります。いちばん大切なのは、契約の前に置く土地の条件を確かめることです。
この記事では、トレーラーハウスの企画・製造・販売から運搬・設置の手配までを手がけるYADOKARIが、購入の流れを1つずつ、かかる期間と確かめることといっしょにまとめました。YADOKARIは、2023年以降だけで300台以上のトレーラーハウスの販売契約をいただいています(2026年10月時点・社内の販売記録より)。
3行でわかるトレーラーハウスの買い方
- 流れ:相談・見学のあと、土地を確かめてからプランと見積もりを決め、契約する
- 期間:在庫車は短期間、受注生産はおおむね数か月。許可が要る使い方はその分も見込む
- 買い方:新車(在庫車・受注生産)、中古、まずはレンタルで試す、の3つから選べる
トレーラーハウスはどうやって買う?購入の6ステップ
家を建てるのに比べて手順は少なめですが、「土地」と「使い道の許可」を早めに確かめるのがポイントです。
- 相談:使い道(住まい・別荘・事務所・店舗・宿泊施設など)、置きたい場所、予算をお聞きします。オンラインでの相談もできます。
- 見学:展示場で実物を見て、広さ・天井の高さ・水回りの使い勝手を確かめます。
- 土地の確認・プラン決め:搬入できる道、地盤、電気・水道・排水を確かめたうえで、大きさ・間取り・仕様を決めます。
- 見積もり・契約:本体だけでなく、運搬・設置・接続を含めた総額で確かめてから契約します。
- 製作・車検の取得:工場で製作し、公道を走るための車検を取ります。
- 運搬・設置・接続:現地へ牽引して運び、ジャッキで高さと水平を合わせ、電気・水道などをつないで使い始めます。
宿泊施設や飲食店として使う場合は、3のプラン決めの段階で、保健所や消防署への相談を並行して進めます。許可を取れる設備の条件がプランに入るため、あとからの作り直しを防げます(完全ガイドの「購入の流れ」)。
買ってから使い始めるまで、どのくらいかかる?
在庫車なら短期間で、受注生産ならおおむね数か月が目安です。期間が変わるのは、次の3つです。
| 変わる要素 |
期間が延びやすい例 |
| 在庫車か受注生産か |
間取りや内装を一からつくる受注生産 |
| 土地の準備 |
整地、浄化槽の設置、電気の容量を増やす工事が要る |
| 使い道の許可 |
旅館業・飲食店営業などの許可を取る |
すぐに使いたい場合は、すぐに納品できる在庫車から選ぶ方法があります。在庫車は仕様が決まっている分、早く納品できます。
契約の前に何を確かめる?
いちばん多いつまずきは、「置けると思っていた土地に、入らない・置けない」ことです。契約の前に、次のことを確かめておきましょう。
- その土地に置いてよいか(農地・市街化調整区域・別荘地の規約などを自治体や管理者に確認)
- 大型の車で入れる道か(幅4m以上が目安。曲がり角・坂・枝や電線の高さも)
- 置く場所の地面が固く、高低差が小さいか(20cm以内が目安)
- 電気(電圧・契約の大きさ)、水道、排水の行き先が分かっているか
- 使い道に必要な許可(旅館業・飲食店営業など)の見通しがあるか
- 本体以外の費用を含めた総額で、予算に収まるか
YADOKARIの納品の記録では、敷地の図面と写真だけで配置を決めた結果、当日に入口の地面の盛り上がりで車体が傾きかけたことや、置き場所の奥行きが足りず人の力で押し込んだことがありました。いまは現地の調査で、道の幅だけでなく高さと傾きも測ってからプランを決めています。くわしくは完全ガイドの「設置できる場所と法律」をご覧ください。
出典:神奈川県建築行政連絡協議会「車両を利用した工作物の取扱い」(PDF)/道路運送車両法(e-Gov 法令検索)
どこで買える?新車・中古・レンタルの違い
トレーラーハウスは、製造・販売している会社から直接買うのが一般的です。買い方は大きく3つあります。
| 買い方 |
向いている人 |
価格の例(税別) |
| 新車(受注生産) |
大きさ・間取り・内装を自分で決めたい |
Tinys INSPIRATION 6m 820万円〜 |
| 新車(在庫車) |
早く使い始めたい |
6mオリジナル(水回り付き)730万円 |
| 中古 |
初期費用を抑えたい |
ROADIE mini 300万円 |
| レンタル |
まず試したい・期間限定で使いたい |
Tinys INSPIRATION 9m 週10万円 |
※ YADOKARIの2026年10月時点の価格(税別)です。在庫・仕様によって変わります。
中古は中古専門サイト「TRAILER HOUSE SECOND HAND」、レンタルはトレーラーハウスのレンタルで詳しく紹介しています。中古を選ぶときは、シャーシ(台車)のさび・雨漏り・水回りの傷み・車検の有無を必ず確かめてください(中古トレーラーハウスの価格相場と選び方)。
お金はどう用意する?
現金のほか、ローンやリースを使う方法があります。個人で住まい・別荘・趣味の部屋として買うなら、トレーラーハウスの購入に使える目的別ローン(金融機関の商品)があり、本体のほか車検や運送の費用もまとめて借りられるものもあります。事業で使う場合は、事業向けの融資やリースを相談するのが一般的です。使える方法はトレーラーハウスもローンで購入可能!?で紹介しています。支払いの時期や方法は、見積もり・契約のときに確かめてください。
事業で使う場合は、車両として扱うと耐用年数が建物より短くなることが多く、早く経費にできます。税金の考え方はトレーラーハウスの税金まとめをご覧ください。
よくある質問
トレーラーハウスはどこで買えますか?
製造・販売している会社から直接買うのが一般的です。YADOKARIでは、新車(在庫車・受注生産)、中古、レンタルを扱っていて、横浜・星川の展示場で実物を見てから相談できます。
注文してから届くまで、どのくらいかかりますか?
在庫車なら短期間で、受注生産ならおおむね数か月が目安です。土地の準備や、旅館業・飲食店営業などの許可が要る場合は、その期間も見込んでください。
土地が決まっていなくても相談できますか?
できます。使い道と予算から、どんな土地なら置けるかを一緒に考えます。土地を買う・借りる前に、置いてよい場所かを自治体に確かめるのがおすすめです。
本体のほかにどんな費用がかかりますか?
運搬・設置、車検、整地、給排水・電気の接続などで、少なくとも100万円前後を見込んでおくと安心です(税別・一般的な目安)。土地の状態や距離で大きく変わります。
ローンは使えますか?
使えます。個人で住まい・別荘として買うなら、トレーラーハウスの購入に使える目的別ローンがあります。事業で使う場合は、事業向けの融資やリースを相談します。条件や審査は金融機関によって違います。
見学はできますか?
横浜・星川の展示場で見学できます。平日(月〜金曜日)10:00〜18:00、予約制で、見学・相談は無料です。
まとめ:契約の前に「土地」と「総額」を確かめる
トレーラーハウスの購入は、相談・見学から運搬・設置まで6つのステップで進みます。つまずきを防ぐかぎは、契約の前に置く土地の条件と、本体以外を含めた総額を確かめることです。
YADOKARIでは、土地の確認、プラン、見積もり、許認可の相談、運搬・設置までまとめてご相談いただけます。まずは展示場で実物を見てみてください。