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高橋葉月 wrote a new post, 「なんか違う」に気づいてる?あなたの「好き」を知るために大切なこと 6か月前
「期間限定!」、「オススメです!」そんな言葉とともに何かを紹介されれば、試してみたくなる。
過去の検索履歴に基づいた「ちょうど探してたモノ・コト」を提示してくれるネット広告などは、ついつい見入ってしまう。
そうやって、予想もしていなかったものや、好みではないものを買ってしまったことがあるのは私だけではないだろう。
周囲の意見やデータに基づいた「おすすめ」は、よりよい選択肢を探すのに役立つことがある。一[…]
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高橋葉月 wrote a new post, 自然と自然の間に人間がいるだけ。循環の一部になれるタイニーハウス 7か月前
「最近、いつ、どこで自然を見た?」と聞けば、さまざまな答えが返ってきそうだ。駅前の花壇や、窓ごしに見た空、何ならテレビに映った花々だって「見た」に入るだろう。
質問を変えてみよう。「最近、いつ、どこで自然を感じたか?」この問いに対し、返事を詰まらせる人もいるはずだ。なぜなら、自然の仕組みや自然そのものに対して思いを巡らせる環境や機会、そして心の余裕を、みんながみんな持っているわけではないからだ。
自然と自然の間[…]0 -
高橋葉月 wrote a new post, 樹木を切り出しその場でつくる。スペインの森林生まれの「MO.CAモバイルハウス」 8か月 2週間前
「この商品はどこで作られたものだろう?」買い物中、ふと気になったことはないだろうか。
海外から輸入された果物や洋服など私たちが日々手に、そして口にしているものは、それぞれ私たちの暮らしから遠く離れた環境で作られていることが多い。それらが作られた環境を直接目にする機会はほどんどないだろう。
今回紹介する「MO.CAモバイルハウス」は、「住まう人がその家の建築素材の生産地を直接見ること」ができる稀有な住まいだ。[…]
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高橋葉月 wrote a new post, 洪水を恐れず共存できる?暮らしを守るタイニーハウス 10か月前
タイニーハウスは、ミニマムな暮らしを選ぶ人以外には、「住居プラスアルファ」のぜいたく品として捉えられることがあるかもしれない。セカンドハウスとしてのタイニーハウスには夢があるが、日々の暮らしとはかけ離れた存在として感じる人も多いのではないだろうか。
実は、タイニーハウスには緊急支援として役立つ可能性が秘められている。「コンパクトで、サッと移動できるタイニーハウスの特性は、突然住居を失ったり、天災により身を寄せる場所が必要[…]
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高橋葉月 wrote a new post, 好きな場所でくつろぐ贅沢。パリの公園から世界に広がる「リュクサンブールの椅子」 1年前
「あなたにとっての贅沢なくつろぎを感じられる場所は?」
そう問われたとき、あなたならどう答えるだろう。お気に入りのソファの上や、通いなれたカフェの一席、日常を忘れて作品に没頭できる映画館の椅子など、さまざまな答えが考えられる。座る場所を自分で選ぶことは、規模の大小にかかわらず、自分の意思を尊重できる贅沢な時間だと言える。憧れの景色を備えた一戸建てを構えたり、ベランダにある日当たりのよい場所に折りたたみいすを広げたり…[…]
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高橋葉月 wrote a new post, 「あれは私だ!」自分に似たヒーローたちが与えるエンパワーメントとは? 1年 2か月前
初対面の人と会話するとき、何を話せばいいかわからないという方もきっといるのではないだろうか。先日、筆者が読んだ会話のコツが書かれた本には、こう書いてあった。「相手と自分の共通点を探してみましょう」と。趣味はゴルフだとか、好きな歌手は誰だとかでもいいし、実は苦手な野菜があるとか、他の人よりも緊張しやすい性格だ…なんて自己開示をしてもいい。大なり小なり、相手と自分との間に共通点さえ見つければ、自然な会話の流れができてくるのだと[…]
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高橋葉月 wrote a new post, 罪悪感を抱かなくていい。オランダや韓国にみる、「なにもしない」の捉え方。 1年 3か月前
「何もしていない」とは、どんな状態のことを指すのだろう?
休日に、ソファで昼寝しているとき。その状態は間違いなく「ソファに寝転がっている」はずなのに、「自分は何もしていない。」そんなふうに捉える人も多いのではないだろうか。
その他にも、スマホを見ているとき、録画したテレビドラマを一気に見たとき…。実際はスマホを見ていたし、ドラマを見ていたのにも関わらず、「ああ、今日は何もしなかった。」そう罪悪感を抱く人も多いだ[…]0 -
高橋葉月 wrote a new post, 学校を休む罪悪感は、もうコリゴリ。ラーケーションで変わる「皆勤賞と待ち時間」 1年 3か月前
子どものころ、平日に学校を休むなんて考えられなかったという人や、皆勤賞を取るために頑張って通学していた、という人は多いだろう。1997年生まれの筆者としては、その感覚は広く共有されていたし、実際、皆勤賞を取った子は表彰されていた。ところが、ここ数年の間で「遊ぶために学校を休む」ことを良しとする風潮ができつつあるのだという。
2023年9月、名古屋市を除く愛知県の全市町村でラーケーションが導入された。年に3回まで「遊ぶ[…]
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高橋葉月 wrote a new post, 作り手のワクワクが伝わるデザイン。「ロマンとムダ」で出来た旧車が愛しいワケ 1年 4か月前
レトロブームが来て久しいなか、父からこんなつぶやきを聞いた。「一昔前なら、テールランプを見さえすれば、すぐに車種がわかった。今はどれも同じで、つまらない。」昔の車は一台一台まったく形が異なり、テールランプの形や色もさまざまだったのだという。言い換えれば、「今の車にはロマンがない」とのこと…昭和生まれの父はそういうものの、平成生まれの私にはいまいちピンとこない。
それもそのはず、「車離れ」と叫ばれてこそいたものの、車から離[…]
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高橋葉月 wrote a new post, 介護は管理から見守りへ。認知症やアルツハイマーの人たちだけが住む村から学べること 1年 4か月前
介護と聞くと、介護する側の苦労をイメージしてしまう人は多いだろう。実際に、近年の日本では、介護をするために仕事を辞めざるをえなかったり、認知症の家族から暴力を振るわれて心を病んでしまう人がいたりするなど、辛い話題が跡を絶たないのが事実だ。
介護している側の人間ばかりが大変。そのようにも感じてしまう介護だが、以前、こんな話を聞いたことがある。
「認知症の人がする徘徊は、不安を解消するために動いている」というものだ[…]0 -
高橋葉月 wrote a new post, 先人たちの知恵を、もっと身近に。周囲や自分にやさしくなれる世界のことわざ 1年 4か月前
言い訳と聞いて、よい印象を抱く人は少ないだろう。「言い訳なんてしていないで…」、「言い訳をする暇があったら…」なんて言葉を聞いたことがある人も少なくないだろう。
大人になったら言い訳をしてはいけない、そんな思い込みにスッと入り込んできたのは、なんと、ことわざだった。記事の執筆を進めていた際にふと目に留まった、「アイスランドのことわざ」というページがきっかけだ。
少し古めかしい、堅苦しいイメージを持っていた私[…]
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高橋葉月 wrote a new post, セカンドライフこそ、もっとあなたらしく。自由な未来へと誘う、シニア漫画のヒロインたち 1年 4か月前
定年退職によって、課長や部長といった会社での役職を失う。子供の自立に伴って、家庭での役割を奪われてしまう。すると、自分の役割どころか、自分の生きる意味、生きる場所すら失ったように感じ、ひどく落ち込んでしまう…こんな心の病に苦しむ人もいるほどだ。
そんな「何か大きな役割を終えた人」のその後を描くマンガが今増えている。若くして冒険の旅に出るわけでも、サラリーマンが異世界で無双するわけでもない。マンガの主人公は、なんと[…]
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高橋葉月 wrote a new post, スパゲティが空を飛ぶ?「わざと」デマを発信する理由 1年 5か月前
「毒を以て毒を制す」という言葉を聞いたことがある人は多いだろう。悪を除くのに、また他の悪を利用することの例えだ。これと似たような意味合いで、世界には陰謀論や突飛な主張に立ち向かう動きがあるのをご存じだろうか。
「鳥は政府が放したスパイ」と主張する人びとは、その説をまったく信じない
#Bird’s Aren’t Real(鳥は偽物だ)という主張をご存じだろうか。この主張は、空を飛ぶ鳥が政府が放したスパイであるというこ[…]0 -
高橋葉月 wrote a new post, 古き良きだけじゃない。世界に広がる「モダン×茅葺き屋根」とは 1年 5か月前
むかし話に出てくる家屋といえば、平屋に藁で屋根をこしらえた「茅葺きの家」を想像する人は多いだろう。世界遺産に登録されている白川郷の、藁ぶき屋根を高く組上げた合掌造りをイメージしてもらうと分かりやすい。
そんな藁ぶき屋根を「古き良き日本」の象徴のように感じている人が多いかもしれないが、実は、茅葺き屋根は世界で愛されているれっきとした「インターナショナルな建築様式」なのである。古くから世界で愛されてきた茅葺き屋根の歴[…]
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高橋葉月 wrote a new post, 読むだけじゃつまらない。生涯に1冊は本を出版する国アイスランド 1年 5か月前
長い冬の間、あまりにも暇だから本を読む。読みつくしてしまうから、自分たちも本を書く。そんな面白い国が、アイスランドだ。国民全員、生涯に一度は本を出版すると言われており、書いては読み、書いては読み…なんてサイクルを回している。
本離れが叫ばれる今の世の中で、なぜアイスランドの読書熱は保たれているのか。アイスランドのアツい読書文化の歴史をご紹介していこう。
読むのが当たり前、だから書くのも当たり前。
1人当たりの年間の読[…]0 -
高橋葉月 wrote a new post, 「離婚おめでとう!」お互いの再出発を祝って最高のスタートを切る人たち 1年 6か月前
「離婚することになったんだ」そんな報告を友人から受けたとき、どうリアクションするのが正解かわからず、「へ~…」とうなづいてみたり、「あ、お疲れさま…」なんて答えてお茶を濁したりしたことがある…そんな経験をした方も多いはずだ。離婚という言葉に対して慎重になってしまうのは、離婚に対してどこかマイナスなイメージがあるからだろう。
離婚とはできるだけ避けたいイベントであり、結婚のように祝うこともなく、ヒッソリとおこなわれ[…]
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高橋葉月 wrote a new post, 「絶対に必要」から逃れる。リビングコストを減らす、自分の快適さのためのシェア 1年 7か月前
「ひと月生きていくのに、いくら必要ですか?」こんな問いを投げかけられて、すぐに答えられる人は少ないだろう。多くの人が「ひと月にどれだけの収入を得ているか」に注目し、「ひと月でどれだけ多く稼ぐか」を重視する一方で、「月にいくら支払っているか」はあまり気にかけない傾向にあるからだ。
月々の収入を増やすのは簡単ではないが、支出の見直しなら今すぐできる。コツは、「これは絶対に必要という思い込み」から逃れることだ。
その車、本当[…]0 -
高橋葉月 wrote a new post, 暮らしは陸の上だけじゃない。船の上で生きることに決めた人たち 1年 7か月前
「新しい家を見つけたんだ」友人たちからそう聞くと、わたしたちが想像するのは、一戸建ての家や、アパートの1室などだ。まさか、海の上に浮かんでいるとは考えない。
近年、ライフスタイルの変化に伴い、住宅は画一化されたものから、個々人の好みに沿ったものに変化しつつある。家のデザインや大きさ、誰と住むか、どれくらいの期間住むのかといったことが話題になる一方で、「陸に住むか、海に住むか」はあまり話題にのぼらない。実をいうと、世界には[…]
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高橋葉月 wrote a new post, まるで実家のような温かさ。シニア×若者でつくる歳の差シェアハウスとは 1年 7か月前
一人暮らしにはメリットが多くあるが、課題もある。なかでも難しいのが家賃と孤独との向き合い方だ。
家賃に関しては、都内在住の方は特に「高い」と感じているかもしれない。23区内でもっとも高いのは港区の23.4万円、最安の足立区でも10.1万円ほどになる(2023年大和リビング調べ)。大卒の平均給与が23万円代であることを考えれば、給料の半分は家賃に飛んでしまうかもしれないのだ。
では、安くて手ごろなアパートを見[…]
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高橋葉月 wrote a new post, 農業しながらイクラが採れる!魚のフンで作物を育てるアクアポニックス農法とは 1年 7か月前
植物の種は地面に撒いて育てる、海に泳いでいる魚を釣って食べる…これらは、わたしたちが生まれる前からそうなっていた自然の原理にもとづく、ごく自然な行為だ。
一方で、テクノロジーの進化により、これまでには存在しなかった方法で作物や生き物を育てることもできる。土を使わずに育てる水耕栽培や、人工的に管理された環境下で育てる養殖魚などが例に挙げられる。
水耕栽培や養殖魚は十分革新的だが、「土で農作物を育てるのが農業、海で魚を[…]
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