まるでUFOのよう?デザインも中身も近未来的なプレハブハウス「Spaceship House」

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まるでUFOが地球に降り立ったかのような近未来的なデザインの家が、マドリードにあります。これをデザインしたのは、NOEMというバルセロナを拠点に、たくさんのリゾートハウス等をデザインしている建築会社。彼らは、環境負荷を考えたエコな家をたくさんデザインしていることでも有名です。

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この家は、3つの金属で覆われたモジュールから成り立っています。1つはベッドルーム、もう1つはリビングエリア、そしてもう1つはキッチン、バスルーム、それから「ハブ」と呼ばれるこの家のコアの部分になっています。

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このデザインは宇宙船のデザインから学んだものであり、それに加えて、階段などは飛行機のものを作っているメーカーから取り寄せたものだそう。本当にSFの世界に出てきそうな外観です。

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外観のデザインも近未来的ですが、この家の特徴は「ハブ」とよばれているコントロールパネルの部分。紫色の、ライトが派手なこのパネルは、この家を構成する要素の中でもっとも重要なポイントです。このパネルがあることで、この家はデザインだけでなく、本質的に「近未来的」な家になっています。

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いかにも宇宙船の操作パネルのようなこのパネルは、2台のiPadが接続されています。そのほかにもスイッチ等がありますが、基本はこのiPadで操作するようです。このハブで、温水の温度、室内の空調、照明、セキュリティー機器などありとあらゆる家の中の機能を操作することができます。日本でも、最近スマートハウスという言葉を耳にする機会が増えてきましたが、まさにそのスマートハウスを実現しています。発電量や電気の使用量もすぐに確認できるので、エネルギーを使いすぎることなく、エコな暮らしを実現できます。

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そんな近未来的な技術や外観とは反して、インテリアはとてもナチュラル。白や木を基調とし、ラインを生かしたデザインは、外観の雰囲気と相まって、60年代や70年代などのレトロで近未来的な雰囲気を感じさせます。大きく開いた開口部からはテラスに出ることもできるので、周辺の豊かな自然を感じながら、のんびり過ごすこともできそうです。

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最新の機能が詰まった家で、自然を感じながらすごす生活。それは、便利さと豊かさを兼ね備えた、本当の意味での最新鋭の暮らしなのかもしれません。

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