グリーンで彩られた屋根と、くつろぎロフトスペースが素敵!南米エクアドルのエコハウス「Sustainable housing prototype」

Via:homeworlddesign.com
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南米エクアドルと聞くと、あなたはどのようなイメージを持つだろうか?赤道直下で年中蒸し暑い地域、あるいはバナナやコーヒーの産地だというイメージがあるかもしれない。しかし、エクアドルの首都・キトの海抜は2850メートル。季節による気候の変動は少なく、驚くことに年平均気温は14度ほど。1年を通じて、まるで春のような陽気なのだ。

そんなエクアドルの首都・キト郊外に、グリーン・ルーフ(屋上緑化)のエコハウスが建てられた。赤道直下とは思えない、実にさわやかな風が吹いてきそうだ。

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エクアドルではここ数十年、伝統的な建築手法に代わり、近代的で工業化された建物がもてはやされてきた。それは、エコとは対局をなす、大量の二酸化炭素を排出し、またエネルギー効率も悪い建築であった。

このグリーンハウスプロジェクトのおもな狙いは、地元で採れる天然の素材を利用すること、二酸化炭素の排出量を抑えること、エネルギー効率を高めること。いずれも、エクアドルの建築では新しい部類の取り組みだ。

エクアドルの首都・キトでは、太陽が隠れる朝晩はとても冷え込む。グリーン・ルーフは、そんなキトの気候に最適なのだ。日中の太陽によって蓄えた熱を、断熱効果によって日が暮れても保持し、内部の温度を一定に保つ。ちなみに断熱材には、自然由来の素材として軽石を使用している。

また骨組みにはユーカリの木を使っている。ユーカリは背の高い木で成長も早く、コストを抑えることができるのが利点。なお外壁を覆うのは、エクアドル産の月桂樹の木である。

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インテリアは、優しい木目調でまとめられている。室内をつらぬくツリーが、なんとも素敵なアクセントだ。開放感あふれる窓からはたくさんの日差しがさしこみ、ダイニングテーブルでのコーヒーブレイクも、ここでは極上のひとときとなる。

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極めつけは、四方が窓で囲まれたロフトスペース。ここで一日中、ゆったりと本を読んで過ごすのも悪くない。
この建物は、2人の建築家が合同でプロトタイプ(試作品)として建てたものである。今後、この家で用いられている技術のさらなる検証を行い、新しい建築にその技術を応用していく予定だ。

ちなみにこのエコハウス、ばらばらに分解もできるよう設計されている。したがって、場所を移動することも可能なのだ。

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エクアドルは、国内でもそのエリアによって気候が大きく異なる。建築家は、どんな気候の場所でも、このエコハウスが最適なエネルギー効率や断熱効果を発揮するよう、さらなる検証を進めたいと考えている。

近い将来、エクアドルのいたるところにこんな建物が見かけられるようになったら、実に素敵なことではないか?このエコハウスがどのように進化を遂げていくのか、わくわくしてしまう。

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