ミニマリストならではの「栽培」を楽しもう。プランターバーDIYのすすめ
小さな暮らしを追求する上で「自然との付き合い方」は大きなテーマのひとつ。都会から離れて田舎で生活すれば広いガーデンスペースが望めるが、都会のミニマルライフではそうはいかない。
今回は、自然との付き合い方に関連づけて、小さくてシンプルだけれど贅沢な生活を楽しむことができるアイテムを紹介する。ミニマルライフを「我慢暮らし」にしてしまわないためにも、豊かで遊び心のある暮らしへのヒントは重要だ。
このアイテムはご覧の通り、カウンターバーとプランターが一緒になったもの。カクテルに欠かせないハーブ類を、カウンターからそのまま摘み取って使うというアイデアだ。もちろん料理にも使えるため、目に楽しいだけでなく非常に実用的である。
上部に空いた箱の部分に土を入れ、自分好みに植物を植えつけるだけというシンプルな構造。なぜ今まで思いつかなかったのか不思議だ。レモングラスなどのハーブ類を植えれば、虫も撃退できる。
本格的なアーバンファームではないし、生産というほど大規模ではない。しかし、ハーブのような簡単なものでも、自分の手で何かを栽培するのは大きなステップだ。
消費社会に依存しきったミニマリストはもうやめて、少しでも自分で何かを栽培してみるのは楽しい。今回の例のように、遊び心のあるアイデアを付け加えたら、なお面白くなるはずだ。
ちなみに念を押しておくが、なにも自宅バーは金持ちの特権とは限らない。学習デスクから自宅バーへ早変わりする、小さなDIYバーカウンターで以前紹介したように、アイデアとちょっとした工夫次第でどうにでもなるのだ。
小さな暮らしは、豊かな暮らし。豊かな暮らしは、楽しまなければ得られない。