わずか数時間のDIYで完成!トリコロールカラーのタイニーハウス「Tiny France」
チェコ共和国の建築家Vojtech Valda氏がDIYで完成するタイニーハウスを考案しました。わずか1200ドル(約15万円)ほどで、かつ数時間で建てられます。
この小屋が建てられたのは、チェコ共和国の首都プラハ南部にあるTrebesice村。21枚の断熱パネルから構成されており、3つのスペースに分かれています。それぞれのパネルはネジで接続でき、1日あれば簡単に組み立ても解体もできます。
Valda氏はトリコロールカラーの外壁と内装から「Tiny France」と名づけました。この小屋には、睡眠・生活・調理・収納に必要なスペースが完備されており、青いスペースが寝室、白いスペースがリビング、赤いスペースがキッチンになっています。赤いキッチンには薪ストーブもあります。赤い外壁部分にかけられたダーツボードや、白いリビング部分の収納を兼ねたユニークな形のパーテーションも用意するなど、遊び心も忘れていません。
Valda氏は未来のサスティナブルな生活をテーマに博士号論文に取り組んでおり、大量生産式プレハブ小屋の実現可能性について研究中で、この小屋はその試作品とのこと。タイニーハウス構造に関する長期にわたっての実験をもとに、DIY好きな人たちが説明書に従って簡単に作れるように考えられているそうです。
まるでおもちゃのような外観や、部屋の役割ごとに色を分けたデザイン、そして誰でも作れそうと思わせてくれるシンプルな作り。Valda氏のアイデアが詰まった楽しくて面白いタイニーハウスです。