世界の小さな住まい方

組み合わせとデザインで可能性が広がるコンテナハウス「Home Contained」

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近年、コンテナハウスやコンテナショップといった、貨物用コンテナを活用した住宅や店舗が人気だ。普通の建物と比べると、貨物用コンテナは安価で手に入りやすい上に丈夫だからだ。

ミズーリ州在住の元トイデザイナーDebbie Glassbergさんも、貨物用コンテナの利点に目をつけた一人だ。数年前、中国でコンテナハウスの工場を見かけたのをきっかけに、自宅も貨物用コンテナで建ててみようと思ったそうだ。
Debbieさんのコンテナハウスは、ミントグリーンの壁とシンプルな家具の組み合わせが素敵だ。貨物用コンテナを5つ組み合わせて2階建ての住宅にしており、一見、これがコンテナハウスかと目を疑うようなモダンな作りになっている。

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およそ242㎡のDebbieさんのコンテナハウスは、グラスウォールとして各部屋の壁に窓がふんだんに使われている為、日差しが入りやすく室内が明るい。それに、家の間取りがオープンフロアになっているので、コンテナ内でも息苦しさを感じさせない。
壁の色は宝飾品店Tiffanyで有名なミントグリーンで統一し、家具はミッドセンチュリー風やシンプルなデザインのものでまとめてあるので、全体がすっきりした印象に仕上がっている。

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Debbieさんは、自分で自宅をデザインしたのを契機に「Home Contained」という会社を立ち上げた。Home Containedでは、コンテナだけではなく、インテリアや家具も数あるオプションからチョイスできるので、自分好みのコンテナハウスを自由に組み合わせて建てられるのが魅力だ。

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コンテナハウスというと、通常は1つのコンテナを利用した住宅や店舗が多い。しかし、Debbieさんのコンテナハウスのように、既成のコンテナ1つでは不可能なスペースも、複数組み合わせることによって広く活用することも可能になるのだ。
単にコンテナを数個組み合わせるだけでなく、デザイン次第でここまで変わるとは驚きだ。貨物用コンテナを利用したコンテナハウスは数あれど、これほどまでに「貨物用コンテナ」を感じさせない建物はあっただろうか。

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Via:
homedsgn.com
curbed.com
apartmenttherapy.com
homecontained.com

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Writer アプティグラフト佳菜

アメリカ在住。現在、アメリカの大学にてジャーナリズムを専攻し、学位取得を目指す。普段大学では、社会問題や法律に関係した記事を中心に執筆。

アメリカに移住してからというもの、アンティーク&ヴィンテージのグラスウェアや小物の収集に明け暮れ、他にも、時間が出来ると布小物を製作したり、写真撮影をしたりと、あちこちに手を広げては時間が足りないのが悩み。

将来は、とにかく日本語と英語でどんな記事でも書けるマルチなジャーナリストになれるよう、日々修行中。

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