世界の小さな住まい方

母親へプレゼントした、大自然の中のオフグリッドハウス「Watershed in Oregon」

前橋史子プロフィールアイコン | 2015.4.10
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アメリカ オレゴン州、Marys Riverの川岸に、1棟の隠れ家が建っています。哲学の教授でもあり、自然についてのライターでもあるKathleen Mooreのための小屋です。この小屋をデザインしたのは、彼女の娘である建築家のErin Moore。親のために隠れ家をデザインするなんて、とても素敵な親孝行だと思いませんか?

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この小屋ができたのは、2007年のことでした。Kathleenは、ライター業のための仕事場を兼ねた、Marys Riberの生態系を観察できるようなスタジオが欲しいと思っていました。その夢を叶えたのが、娘のErinだったのです。

実はこの小屋、完全なるオフグリッドな建物。それまでライター業の仕事をパソコンで行ってきたKathleenも、この小屋で使うのは紙と鉛筆だけ。自然に囲まれ、自然と対話しながらゆったり一つ一つ手書きの言葉を重ねていくのは、パソコンで文章をつくるのとはまた違ったインスピレーションが生まれてくるようです。

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この小さな小屋は、プレハブの鉄のフレーム、レッドシダーの壁、ガラス、コンクリートが組み合わさって作られています。この場所は川岸なだけあって、とても脆い地盤。その日の気候等によって地盤の状態が変わるため、ここに建てるのは苦労が多かったそう。しかもこの場所は、決して乗り物では入ってこれない場所なので、近くの道から全ての材料が人力で運ばれたそうです。そこまで手間暇かけて作られた小屋は、愛着も、よりいっそう湧いてきそうですね。

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Kathleenとその夫は、週末はたまに寝袋を持ってここで寝泊まりもしてるそう。嵐がきて雨が激しい時でも、「屋根を打つ音が楽器のように聞こえて楽しい」と語っています。騒がしい都会から離れたくなったら、こんなオフグリッドの隠れ家で、自然の音に耳を傾けながら過ごすのも良いかもしれません。

Via: dwell.com

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Writer 前橋史子

青森生まれ、神奈川在住。津軽弁と英語とちょっとだけ標準語が得意。デザインの仕事をする中で自分の生活がなんだかよくわからなくなったため、”豊かにくらす”ことの答えを見つけるべく、日々模索中。主婦業をしながら、地元の野菜を販売したり、珈琲を提供したり、写真を撮ったり、ものを書いたりする生活を送る。NYに住んでいた頃にはまったビールと珈琲が大好きで、夢はいろんな人に美味しい珈琲とビールを届けられる場所を創ること。

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