東京が、地区によって雰囲気が全く変わるように、フランスの首都パリもさまざまな表情を持っている。とりわけモンマルトル地区は、退廃的な雰囲気をまとう外国人が想像するパリらしい場所。そして迷路のような街並みのとある行き止まりには、こんな美しいタイニーハウスが佇んでいる。

太陽の光が徐々に暖かく感じられる春。真っ白で爽やかな空間に窓から差し込む日光は、黄金の組み合わせではないだろうか。 それが、小さな繭のような心地のよい空間だったらなお良い。そんな憧れがぎっしり詰まった小さなアパートが、パリにある。

Paris-12㎡-micro-apartment-tub01都市部の住まいの典型的なお悩みといえば、賃料の異常な高さと昼間でも薄暗い部屋の採光。フランス人建築家Julie Nabucetさんが彼女のクライアントから依頼されたのも、パリの中心部に位置する12㎡の小さなワンルームを通常の生活が送れる空間にリノベーションすることでした。

prt_14電線から電線へ飛び移る鳥のような視点で、街にあるお家の屋根を見てみよう。あなたの目にはきっと、凝縮されたその街の姿が映っているだろう。