【海外事例】自宅で整う。健康とプライバシーを守る スタイリッシュなバックヤードサウナ

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イギリスのデザインビルダーのバックヤードサウナは、スタイリッシュで機能的なデザインだ。地元の木材や羊毛断熱材を使用し、効率よく温度を保つ。160〜190度F(約71〜88℃)まで加熱でき、短時間で温まる。電気ヒーターや木製ヒーターのオプションもあり、オフグリッドでも使用可能だ。

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サウナはデトックスや免疫機能向上、リラクゼーション、血行促進などの効果があるとされる。コロナ禍により、健康への意識が高まり、旅行が制限される中で自宅でのリラクゼーションや健康体験を求める人々が増え、自宅の庭や裏庭に設置できる小型のバックヤードサウナの需要が急増した。

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このサウナの大きな特徴は、自然との一体感だ。大きな窓が設置されており、外の景観を楽しみながらリラックスできる設計になっている。個人の健康促進だけでなく、他者との交流や自分自身と向き合う場としてもうってつけだ。

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都市部でも設置可能で、周囲の視線を遮りつつもプライバシーを保ちながら自然とつながれる空間を提供している。設置は簡単で、庭のスペースに合わせてカスタマイズが可能だ。クレーンで現場に運び込むか、パネルとして送られてきて現地で組み立てる方式で、多くの場合、設置に特別な許可や計画は不要。庭にプールは難しくても、こんなサウナなら手が届きそうだ。

YADOKARI.netでは、このほかにもスウェーデンの「金の卵サウナ」や、リサイクル素材で作られた公衆サウナなど、世界の様々なサウナについてお伝えしてきた。

各施設が目指すのは、人々の心や身体を支える手段、地域の人の交流の場、そしてまちづくりの拠点やシンボルとしてなど、人々の心や暮らしに深く根付くものばかりだ。
そんなサウナの可動性が広く受け入れられ、日常の中でもっと気軽に利用できるようになったらーー。私たちの日々の暮らしや心身の状態は、よりよい方向へと変化してゆくに違いない。

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