タイニーハウス、最前線

【海外事例】自然のそばで働き、休む。ソローの思想が息づく庭先のタイニーハウス「Walden」

2025年04月17日

via: design-milk.com

ドイツのデザイナー、ニルス・ホルガー・ムーアマンが手がけた「Walden(ウォールデン)」は、自然と共に生きるシンプルな暮らしを提案する屋外型のタイニーハウス。

1854年に発表されたヘンリー・D・ソローの『森の生活(Walden; or, Life in the Woods)』から着想を得てデザインされており、壁にはアウトドアの時間を楽しくしてくれる工夫がぎゅっと詰まっている。

庭仕事をしたり、外の空気を感じながらのんびり過ごしたり──そんな自然のそばで過ごす時間を心地よくしてくれる空間だ。

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使う人の暮らしに寄り添う、遊び心と機能性

この小さな空間には、薪や庭道具、じょうろ、バーベキュー用品などを収納できるボックス型収納が組み込まれているほか、ブランコのように揺れる焚き火用の鍋や、鳥の巣箱、花鉢のためのスペースも確保されている。

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中央にはレトロな馬車スタイルを思わせる切り抜き空間があり、ベンチとテーブルが設置されているため、食事やカードゲームを楽しむこともできる。引き出し式のシェードを使えば、夏の日差しを避けてのんびりと過ごすことも可能だ。

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星を眺めるひとときが、暮らしをもっと豊かに

「ウォールデン」には上階へと続くハシゴがあり、その先には星空を見上げながら身体を伸ばしてくつろげるスペースが広がっている。作業と休息がひとつにまとまったこの屋外空間は、物置や遊び場といった単機能にとどまらない。自然の中で過ごす時間を日常に取り入れる、“現代版・森の生活”としてのあり方を体現している。

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屋外に自分だけの居場所を持つことができれば、自然との距離はぐっと近づく。風や光、空の色をもっと身近に感じたとき、世界の見え方がきっと少し変わるはずだ。「Walden」は、アウトドアをもっと日常に引き寄せたいと願う人々に、新しい暮らし方のヒントを与えてくれるだろう。

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