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ポール・スミスが求めた休息小屋「Paul’s Shed」

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ポール・スミスが求めた休息小屋「Paul’s Shed」
牧草地の陽だまりにそっと佇む切妻屋根の小さな小屋。依頼人はファッションデザイナーのポール・スミス。デザインしたのは家具デザイナーのナタリー・ド・ルヴァルだ。

羊のいる草原に建つ小屋
二つの椅子、一つの机、照明をぶらさげたシンプルな空間。この小屋の平面寸法はおおよそタテ3mxヨコ3m。ポールスミスが最初に出店したノッティンガムの店舗と同じ寸法になっている。

黒い小屋の骨組みと草原の小屋
小屋の中の棚と赤い照明
小屋の片面には大きな窓が床から屋根まで目一杯に張られ、敷地に降り注ぐやわらかな日差しを取り入れることができる。それでも、時間が経てば、傾く日差しが名残惜しい。ところがこの小屋、向きを360度回転させることができるので、周囲全ての空間を眺めながら過ごすことができる。

羊のいる草原に建つ小屋
小屋の外観
ナタリー・ド・ルヴァルは、ロンドンを拠点とし、オーダーメイド家具のデザインおよび製作を行う家具デザイナー。ポール・スミスは、言わずと知れた著名なファッションデザイナーである。
ポールの依頼内容は、多忙を極める彼が「スイッチオフし、リラックスできる場所」としての小屋だった。そして、それは、庭の片隅に、ただ置かれるものではなく、丘の上や、森の側の素晴らしい景色に囲まれる小屋である必要があった。

机で話すポール・スミス
工房で組み立て中の小屋
このプロジェクトは、インテリアデザインの巨匠テレンス・コンランとアメリカ広葉樹輸出協会(American Hardwood Export Council)によって企画され、コンランが友人たちに投げかけたテーマに対する答えを形にしたものだ。
テレンス・コンランが、友人たちに投げかけたのは、「身近に欲しいけど、どうしても見つからないモノ」というテーマ。それに対して、ポールスミスを始め、ノーマンフォスターやザハ・ハディドなどの建築家やデザイナーたちの答えを形にしようというのが「The Wish List」プロジェクトである。

小屋の木の外壁
「身近に欲しいけど、どうしても見つからないモノ」は、まだまだ世の中に沢山あるものだ。そして、ほかの「The Wish List」がどのようなものなのか。興味は尽きない。

Via:
deleval.co.uk
paulsmith.co.uk

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