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【トレーラーハウス】移動できる家に住みたいなら知っておきたい、シャーシサイズ別の特徴と使い方

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黒いSUVで牽引される黒いトレーラーハウス

車で牽いて移動できる家「トレーラーハウス」は、いままで「不動産」として扱われてきた家のあり方を変えるものとして、ジワジワと注目を集めています。

このトレーラーハウスですが、「家の本体」と「家を載せる部分」に分けることができます。このうち、家を載せる部分はシャーシと呼ばれ、移動用のタイヤが付けられ、乗用車とドッキングできるようアタッチメントが付けられているのです。トレーラーハウスの基礎となるシャーシですが、大きさ別に種類があることをご存知でしょうか?この記事ではトレーラーハウスのシャーシについて解説をします。

トレーラーハウスってなに?という方は、こちらをご覧ください。

この記事のポイント

  • シャーシは2種類が主流:日本で手に入りやすいのは「12ft(約3.6m)」と「20ft(約6m)」
  • 12ft:牽引しやすく、購入・建築コストを抑えやすい。ただし水回りは充実させにくい
  • 20ft:約9畳の家を載せられ、キッチン・シャワー・トイレも置ける。販売しているメーカーも多い
  • 公道を走るには:ブレーキ、ナンバープレート、ブレーキライトなどの設備が必要

種類は2種類、サイズ別トレーラーハウスの特徴とは

トレーラーハウスを載せる黒いシャーシの車輪まわり

トレーラーハウスのシャーシですが、日本国内で手に入りやすいものは「12ft(フィート)」と「20ft(フィート)」のものです。

ft(フィート)という馴染みのない単位が出てきましたが、これは欧米で使われている長さの単位。1ftは約0.3mです。この大きさは貨物用コンテナのサイズに合わせて作られており、日本で手に入るトレーラーハウスのシャーシの多くはこの2つのサイズになります。(海外製のものやオーダーメイドで10ftや18ftサイズを作ってくれるメーカーもありますので、気になる方は探してみましょう)

これら2つのシャーシですが、それぞれどのような特徴を持っているのでしょうか?まずは表で比べてから、それぞれの特徴をご紹介します。

項目 12ft 20ft
長さ 約3.6m 約6m
家の広さの目安 約5畳 約9畳
牽引 比較的しやすい(公道で取り回しやすい) 難易度が高く、技術が求められる
水回り 充実させにくい キッチン・シャワー・トイレの設置も可能
費用 比較的安く、上に建てる家の建築コストも安い 12ftより大きいぶん、家も大きくなる
手に入りやすさ 販売しているメーカーは少数派 多くのメーカーで販売されている
向く使い方 旅行先のコテージ代わり、移動できるお店 2〜3人の住まい、「将来移動できたらよい」家

12ft(約5畳)の特徴

比較的牽引がしやすい
12ftのシャーシは長さ約3.6m。約6mの20ftシャーシに比べて短いので、公道で取り回しやすいことが特徴です。小さいため水回りなどは充実させられませんが、比較的牽引しやすいので、休日の旅行先でコテージの代わりにしたり移動できるお店にしたりと、様々な使い方ができます。

購入、建築コストが安い
12ftシャーシは20ftのものより比較的安価で、購入費用を抑えられます。上に建てる家も小さなものになるので建築コストが安く、経済的に「移動する家」を手に入れることができます。

20ft(約9畳)の特徴

山あいに置かれた、20ftシャーシを使った白い外壁のトレーラーハウス

居住空間が大きく、シャワーなどの設置も可能
20ftのシャーシは、約9畳の家を積むことができます。これくらいのスペースがあれば、キッチン・シャワー・トイレの設置も可能。居住面積が広くとれるので、2〜3人で住むことも可能です。牽引は難易度が高く技術が求められますので、移動はあまり行わず「将来的に移動ができたらよい」と考えている方はこちらを選ぶとよいでしょう。

手に入りやすい
日本ではまだ馴染みがないトレーラーハウスは、シャーシを販売しているメーカーが多くありません。多くのメーカーで販売されているのは20ftのもので12ftは少数派。手に入りやすさを考えると、20ftに軍配が上がります。

YADOKARIのオリジナルシャーシ

庭に設置された黒いトレーラーハウス

YADOKARIでも、トレーラーハウス用のオリジナルシャーシを販売しています。12ftと20ftのどちらもあり、木造の家を載せやすい型や、コンテナロックで上物(家の部分)を着脱しやすい型、高さを抑えた低床の型から選べます。

シャーシ 大きさ 特徴
YCL360 12ft コンテナロック付き。セルフビルドにも対応
YCL600 20ft コンテナロック付き。セルフビルドにも対応
YNR-600 20ft(全長約6m) 木造トレーラーハウスに対応
YLW600 20ft 高さを抑えた低床タイプ

※ 価格・仕様は各商品ページをご覧ください。ほかに YNR-720・YNR-900 もあります。正式なお見積もりはお問い合わせください。

ブレーキとナンバープレートは必須!トレーラーハウスに必要な設備

車と連結された黒いトレーラーハウス

次はトレーラーハウスに必要な設備について解説します。どれも必要なものなので、シャーシを買う際には事前に確認しましょう。

シャーシを買う前に確認したい設備

  • ブレーキ:機械式慣性ブレーキか、電磁ブレーキか
  • ナンバープレート:取得できる大きさか
  • ブレーキライト:後続車にブレーキのタイミングを伝える
  • ライフラインの着脱機構:電気・ガス・水道を手動で着脱できるか

ブレーキ

トレーラーハウスが公道を走るときは「車両」として扱われ、道路運送車両の保安基準を満たす必要があります。そのため、ただタイヤが付いているだけでは公道を走ることはできません。ブレーキには「機械式慣性ブレーキ」と、けん引車のブレーキに反応して作動する「電磁ブレーキ」の2種類があり、電磁ブレーキの方が安全性は高めです。YADOKARIのオリジナルシャーシのうち、YCL360・YCL600には電磁ブレーキが付いています。

ナンバープレート

公道を走る場合はブレーキと同じく、ナンバープレートを取得する必要があります。ナンバープレートを取得できるトレーラーハウスは、全長12,000mm、全幅2,500mm、全高3,800mm以下のもの。それを超えるものは大型トレーラーハウスに区分され、そのままではナンバープレートを取得できません。大型トレーラーハウスを公道で運ぶ際は、「基準緩和」の認定を受けたうえで「臨時運行」の許可を別に受け、一時的に運行する形になります。道路を通るために、道路管理者の「特殊車両通行許可」が必要になる場合もあります。

※ 大きさの上限は道路運送車両の保安基準によります。基準緩和の認定・臨時運行の許可などの手続きは、地方運輸局や運搬を担う事業者にご確認ください。

ブレーキライト

これも公道を走る際に必要な設備で、車両と同じく後続車にブレーキのタイミングを伝えるものです。

ライフラインの着脱機構

電気・ガス・水道などのライフラインを手動で着脱可能になるアタッチメントで、簡単にライフラインが着脱できるようになるので移動しやすくなります。

よくある質問

黒い外壁のトレーラーハウスの側面
12ftと20ft、どちらを選べばよいですか?

よく移動させたい、費用を抑えたい場合は、牽引しやすく購入・建築コストも安い12ftが向いています。キッチン・シャワー・トイレを置いて2〜3人で住みたい、移動は「将来できたらよい」くらいという場合は、20ftが向いています。

どの大きさまでナンバープレートを取得できますか?

全長12,000mm、全幅2,500mm、全高3,800mm以下のものです。それを超える大型のトレーラーハウスは、そのままではナンバープレートを取得できません。

大型のトレーラーハウスは公道を走れませんか?

基準緩和の認定を受けたうえで臨時運行の許可を別に受けると、一時的に運行できます。道路の通行には特殊車両通行許可が必要になる場合もあります。手続きは地方運輸局や運搬を担う事業者にご確認ください。

シャーシだけを買うことはできますか?

YADOKARIでは、12ftの YCL360、20ftの YCL600 など、オリジナルシャーシを販売しています。価格・仕様は各商品ページをご覧ください。

移動できるから手に入る自由

ヤシの木の前に置かれた黒いトレーラーハウス

家でもあり車両でもあるトレーラーハウスは、普通の家とは違う設備が必要な住まいです。住む場合も移動する場合もそれぞれ守らなければいけない法律があり、違反した場合は罰則の対象になってしまいます。

法の規制があるトレーラーハウスですが、法を守ったうえで、その特徴を知って家を建てれば、今までの家とは異なる可能性に満ちた住まいになってくれるはず。ライフスタイルに合わせて移動したり、旅行に連れて行ったりと、楽しい生活を送れるトレーラーハウスにあなたも住んでみませんか?

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