トレーラーハウスの毎日の生活は、ふつうの家とほとんど変わりません。ゴミは住んでいる市区町村のルールで出し、宅配便や郵便は表札と郵便受けを付ければ届きます。違いが出やすいのは、洗濯機の置き場所、収納の少なさ、電気の容量、雨音や湿気などの「小さな空間ならでは」の点で、暮らし始める前に決めておくと困りごとを減らせます。
この記事では、トレーラーハウスを企画・製造・販売するYADOKARIが、ゴミ出し・宅配・洗濯・光熱費・家電など、毎日の暮らしの細かいことをまとめました。住民票や電気・水道の手続きはトレーラーハウスの住まいで説明しています。
3行でわかるトレーラーハウスの生活
- ゴミ・郵便・宅配:ふつうの家と同じ。表札と郵便受け、置き配の場所を用意する
- 洗濯・収納:洗濯機の場所と収納は少なめ。外の置き場やデッキで補う
- 電気・光熱費:家電を同時に使う量と電気の契約を合わせる。断熱と日よけで冷暖房の電気を減らす
ゴミはどうやって出す?
住まいとして暮らすなら、ふつうの家と同じように、住んでいる市区町村の分け方と収集日のルールで出します。転入の手続きのときに、ゴミの出し方と集積所の場所を役所で確かめておきましょう。集積所が自治会で管理されている地域では、自治会への加入や、使う場所の確認が要ることもあります。
一方、宿泊施設や店舗・事務所として使う場合のゴミは、事業のゴミ(事業系ごみ)として扱われます。廃棄物処理法では、事業者は自分の責任でゴミを処理することになっていて、多くの自治体では、許可を受けた収集業者と契約するなどの方法をとります。くわしくは置く場所の市区町村に確かめてください。
出典:廃棄物の処理及び清掃に関する法律(e-Gov 法令検索)。ゴミの分け方・出し方は市区町村ごとに決められています。
宅配便や郵便は届く?
届きます。入口の近くに表札と郵便受けを付け、住所をはっきり示しておきます。
- 住所の書き方:住居表示が無い場所では、地番で届くこともあります。届け先の書き方を役所や郵便局で確かめておく
- 同じ敷地に家がある:家族の家の庭に置くなら、表札を分けて、どちらに住む人かがわかるようにする
- 置き配:留守が多いなら、雨のかからない置き配の場所や宅配ボックスを用意する
- 前の住所から:日本郵便に転居届を出せば、1年間、新しい住所へ転送されます
出典:日本郵便「転居・転送サービス」
洗濯はどうする?
小さなモデルでは、室内に洗濯機の置き場所が無いことがあります。暮らし始める前に、次のどれにするかを決めておきます。
| 方法 |
よいところ |
気をつけること |
| 室内に置く |
天気を気にせず使える |
置き場所と給水・排水の位置を設計の段階で決める。重さと揺れ |
| 外に屋根付きの置き場 |
室内を広く使える |
雨と凍結の対策。排水の行き先 |
| コインランドリー |
設備が要らない |
近くにあるか、通う手間 |
干す場所も小さな空間の悩みになりやすいところです。デッキに物干しを置く、乾燥機を使う、などを組み合わせます。YADOKARIでは、マンションの駐車場の空き区画に、衣類乾燥機を備えたトレーラーハウスを置いて入居者向けのサービスにした事例もあります(事例:衣類乾燥機付きトレーラーハウス)。
家電と光熱費はどう考える?
家電は、同時に使う量と電気の契約の大きさが合っているかが大切です。エアコン・電子レンジ・ドライヤー・電気の給湯器などを同時に使うと、契約が小さいとブレーカーが落ちます。200Vの機器を使うなら、置く場所に200Vが来ているかも確かめます(電気・水道の接続)。
- 光熱費:小さな空間は冷暖房の効きが早い一方、断熱が弱いと電気を多く使います。断熱のよい仕様と日よけで減らせます(冬の暖房と電気)
- ガス:都市ガスが来ていない場所では、プロパンガスを使うことが多くなります
- 冷蔵庫・家具:大きな家具・家電は入口から入るかを先に測る。作り付けの家具を使うと、空間をむだなく使えます
水道は、敷地の水道からつなぐ場合、使った分の料金を払います。寒い地域では、冬の夜に配管が凍らないよう、水抜きや凍結を防ぐヒーターの準備も暮らしの一部になります。
毎年・毎月かかるお金の全体はトレーラーハウスの維持費にまとめています。
暮らしてわかる小さなこと
- 収納:季節の服や道具は、外の物置やデッキ下の収納に。持ち物を見直すきっかけにもなります
- 雨の音:屋根のつくりによっては、雨の音が聞こえやすいことがあります。気になる人は、展示場で実物を確かめてから選ぶと安心です
- 湿気:料理やシャワーのあとは換気扇を回し、結露とカビを防ぐ
- 来客と駐車:車を置く場所と、来た人が迷わない案内を用意する
- 夜の明かり:入口の階段やデッキに外の照明を付けると、夜も安全に出入りできます
実物の広さや使い勝手は、Tinys INSPIRATION 7.2mモデルなど、商品ページの写真と寸法でも確かめられます。暮らし方の全体は完全ガイドの「トレーラーハウスに住むには?」もご覧ください。
よくある質問
トレーラーハウスのゴミはどうやって出しますか?
住まいとして暮らすなら、ふつうの家と同じく、住んでいる市区町村のルールで集積所に出します。宿泊施設や店舗のゴミは事業のゴミになるため、市区町村の案内に従い、許可を受けた業者に頼むなどの方法をとります。
宅配便は届きますか?
届きます。入口の近くに表札と郵便受けを付け、住所がわかるようにしておきます。留守が多いなら、雨のかからない置き配の場所や宅配ボックスを用意すると便利です。
洗濯機は置けますか?
モデルと間取りによります。室内に置くなら、給水と排水の位置を設計の段階で決めておきます。置き場所が無い場合は、外に屋根付きの置き場をつくるか、コインランドリーを使います。
電気代は高くなりますか?
使い方と断熱しだいです。小さな空間は冷暖房の効きが早い一方で、断熱が弱いと電気を多く使います。断熱のよい仕様、日よけ、こまめな換気で、冷暖房の電気を減らせます。
雨の音はうるさくないですか?
屋根のつくりや断熱によって、雨の音の聞こえ方は変わります。強い雨の日に音が気になることもあるため、気になる人は展示場で実物の中に入り、天井や屋根のつくりを確かめてから選ぶと安心です。
大きな家具や冷蔵庫は入りますか?
入口の幅と室内の寸法によります。買う前に、入口と通り道の幅を測っておきましょう。作り付けの家具を使うと、限られた空間をむだなく使えます。
まとめ:暮らしの細かいことは「始める前」に決める
トレーラーハウスの生活は、ゴミや郵便などはふつうの家と同じで、洗濯・収納・電気の容量など、小さな空間ならではの点を先に決めておくのがコツです。暮らし始めてから困らないよう、置く場所の役所や郵便局にも事前に確かめておきましょう。
YADOKARIでは、暮らし方に合わせた間取りや設備のご相談も承ります。横浜・星川の展示場では、平日(月〜金曜日)10:00〜18:00に、予約制で実物の収納や水回りの使い勝手を確かめられます。