ミネアポリス/セントポール都市圏の新たな地域公園に建てられたタイニーハウス「Whitetail Woods」は、まるで森の中に浮かぶツリーハウスのような特別な宿泊体験を提供する。このプロジェクトは、公園の開発計画の一環として、地元の職員と職業訓練プログラムに参加した高校生が協力して建設した。木の枝に手が届きそうなほど自然と近いこのタイニーハウスは、周囲の環境と調和するデザインが施され、都市の喧騒を忘れさせる静かな時間を提供する。
森の中に浮かぶツリーハウス型タイニーハウス
このタイニーハウスは「ツリーハウス」の概念を発展させ、誰もが快適に過ごせる「森の中の家」として設計された。丘の頂上にあるハイキングコースやスキートレイルから橋を渡ってアクセスできる構造になっており、木々に囲まれた静かな環境の中で、自然と一体となる特別な滞在を提供する。
快適な空間設計と機能性
1棟あたり約21㎡(227平方フィート)の広さを持ち、約7.5㎡(80平方フィート)のデッキスペースを備えたこのタイニーハウスは、モダンな快適性を兼ね備えている。電気・照明・暖房・自然換気システムを完備し、森林の景観を最大限に生かしたデザインが特徴だ。
内部には、二段ベッド(フルサイズ)と収納スペースが組み込まれており、ダイニングエリアやリビングスペースも確保されている。また、ソファベッドや折りたたみ式の椅子が備え付けられ、最大6人まで宿泊可能。タイニーハウスから少し離れた場所には、利用者専用のバスハウスが設置されている。
環境への配慮と自然との調和
このタイニーハウスは、周囲の自然環境への影響を最小限に抑えるため、コンクリート製の支柱の上に建てられている。これにより、建物は地面から約4.3〜4.9メートル(14〜16フィート)の高さに浮かび、まるで木々の枝に手が届きそうなほど自然と近い宿泊体験ができる。これにより、タイニーハウスは地面から約4.3〜4.9メートル(14〜16フィート)の高さに浮かび、木々の枝に手が届きそうなほどの距離感で、森の中のプライベートな空間を実現している。
建物の主要構造には、レッドシダー材の集成材(グルーラム)を使用し、外装には耐久性に優れたダークシダーシングルを採用。これにより、タイニーハウスは周囲の松林と美しく調和し、まるで自然の一部のように溶け込んでいる。内部はナチュラルな木材仕上げとなっており、温かみのある居心地の良い空間を作り出している。
自然を切り取る大きな窓とデッキ
デッキ部分には床から天井まで広がる大きなガラス窓が設置され、森の景色を室内に取り込むデザインとなっている。この窓からは、朝の静寂や夕暮れ時の美しい光景を楽しむことができ、まるで絵画のように風景を切り取る効果を生み出している。
森の中で過ごす、静かで贅沢な時間
「Whitetail Woods Camper Cabins」は、ツリーハウスのような独特のデザインと、快適な設備を兼ね備えた宿泊施設だ。森林に包まれながらも、モダンな快適性を備えたこのタイニーハウスは、自然を愛する人々にとって理想的な滞在場所となるだろう。
公園の豊かな自然の中で、木々に囲まれた静かな時間を過ごす。このタイニーハウスは、都市の喧騒から離れ、心身をリフレッシュするのに最適な場所となっている。
via:
archdaily.com
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【WHAT IS TINY トレーラーハウスを買う前に、読んでおきたい記事一覧】
◎\ひと記事でまるわかり/トレーラーハウスとは?事務所や住宅などの使用用途や価格、メリット・デメリットなど
◎数百万円から買える家、タイニーハウスの価格とは?
◎タイニーハウス・トレーラーハウス、トイレやお風呂はどうするの?必要な設備について
◎タイニーハウスを建てる「土地」、買う前に知っておきたい2つのキーワード
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南米チリ、アンデス山脈に囲まれたエルキ渓谷。この地は、澄んだ空気と美しい夜空で知られ、ワインの生産地や天文学の研究拠点としても有名だ。そんな大自然の中に佇む「Elqui Domos」は、まるで宇宙とつながるかのような体験を提供する天文ホテルである。
これまでドーム型キャビンで知られていたこのホテルが、リノベーションにより新たにユニークな形状のタイニーハウスを加え、より快適で特別な宿泊体験を提供する場所へと進化した。
自然との一体感を楽しむ新たなタイニーハウス
元々、築10年の小規模ホテルだった「Elqui Domos」。リノベーションを行う目的は、既存のドーム型キャビンの改修だけでなく、タイニーハウスを新たに加えることで、この土地の特徴を活かした、より快適で特別な宿泊体験を提供することだった。この新しいタイニーハウスは、エルキ渓谷の雄大な自然と調和しつつ、宿泊者が星空を最大限に楽しめるよう設計されているという。
二つの景色をつなぐデザイン
新しいタイニーハウスは、緑豊かな渓谷と乾燥した山岳地帯の境界に配置され、この地形の特性を活かしたデザインが採用された。建物は地面から浮かせる構造とし、内部空間には段差を設けることで、渓谷と山岳地帯という二つの異なる景色をつなぐ役割を持たせている。
特に特徴的なのは、タイニーハウスの正面に設置された全面ガラスの壁だ。どの位置からでも山の頂を眺められるように設計されており、まるで大地と星空がシームレスにつながるような感覚を味わうことができる。
大地と空を結ぶ。星空を最大限に楽しむ屋上デッキ
さらにこのタイニーハウスには、屋上デッキが追加された。これにより、宿泊者は周囲の地形を一望しながら、天体観測を楽しむことができる。夜空の美しさをより近くに感じられるこのスペースは、まさに「大地と空を結ぶ」場所としての役割を果たしている。
地形と建築が共鳴するデザイン
アンデス山脈の麓に位置する「Elqui Domos」のタイニーハウスは、周囲の地形と調和するデザインを追求した。建物は地面から少し浮かせることで、土地の自然な起伏を活かしつつ最小限の干渉にとどめている。さらに、ガラス張りの壁や木材を取り入れることで、風景の一部として溶け込むような佇まいを実現した。
星空と自然に包まれる究極の滞在体験
「Elqui Domos」は、ただの宿泊施設ではなく、地球と宇宙をつなぐ体験を提供する特別な場所だ。ファブリックドームの開放感、新たに設計されたタイニーハウスの眺望、そして屋上デッキでの天体観測。これらの要素が融合することで、訪れる人々はこの地の壮大な自然と一体化し、忘れられない時間を過ごすことができる。
エルキ渓谷の雄大な景色と、果てしなく広がる星空を存分に楽しめる「Elqui Domos」。天文学やアウトドアが好きな人はもちろん、非日常の空間でリラックスしたい人にもおすすめしたい、唯一無二のタイニーハウスホテルだ。
via: archdaily.com

トレーラーハウスをご存知でしょうか?
近年、住居やオフィス、店舗など、様々な用途で注目を集めているトレーラーハウス。移動が可能なことや、建築基準法の適用を受けないなど、従来の建物にはないメリットが多く、ビジネスパーソンからも熱い視線を浴びています。
本記事では、トレーラーハウスの特徴やメリット・デメリット、価格、さらには用途別の活用事例まで詳しく解説していきます。建築物やドームテント、コンテナハウスなど、他の選択肢とも比較検討している方は、ぜひ参考にしてください。

トレーラーハウスとは?キャンピングカーや小屋との違い
トレーラーハウスとは、移動可能な車両として登録される建築物の一種であり、日本でも近年注目を集めています。トレーラーハウスは、一般的な建築物とは異なり、車両扱いとなるため、建築確認申請が不要であり、移動することが前提の設計となっています。そのため、住居や事務所、店舗など幅広い用途に対応し、企業や個人のニーズに応じた柔軟な活用が可能です。
キャンピングカーとトレーラーハウスの違いは、主に利用目的と性能の違いにあります。キャンピングカーは短期間の旅行やレジャー用途に適した作りであり、車両一体型であるため、そのまま運転することが可能です。一方、トレーラーハウスは、長期滞在や居住を想定した設計であり、広い居住スペースや快適な断熱性能を備えています。また、トレーラーハウスは牽引することで移動可能ですが、普段は定位置で設置して使用されるこが多いのも特徴です。
小屋(タイニーハウス)との違いとしては、トレーラーハウスは法律上「車両」として扱われる点が大きな特徴です。小屋は一般的に固定された建築物であり、設置時に建築基準法の規制を受けることが多く、移動することは想定されていません。これに対し、トレーラーハウスは輸送や設置の自由度が高く、必要に応じて別の土地へ移動することも可能です。
このように、トレーラーハウスはキャンピングカーや小屋とは異なり、移動可能でありながら、長期間の利用にも耐えうる快適な居住空間を提供する点が大きな魅力です。

トレーラーハウスの車検について
トレーラーハウスの車検について理解するためには、まずトレーラーハウスの種類を知ることが重要です。トレーラーハウスは大きく分けて「車検付きトレーラーハウス」と「特殊車両トレーラーハウス」の2種類があります。
車検付きトレーラーハウス
車検付きトレーラーハウスは、車検を取得することで公道を走行可能なタイプです。適切に車検を更新すれば、いつでも移動が可能ですが、サイズや重量に一定の規制があります。
さらに、車検付きトレーラーハウスには「一体型車検」と「分離型車検」の2種類が存在します。
1.一体型車検
シャーシと上物が一体で車検を取得するタイプ。上物を含めた状態で車検更新が可能。
車検頻度:初回2年、以降2年ごと(ただし水回り付きのみ)。
サイズ規制:長さ12m以内、高さ3.8m以内、幅2.5m以内。
重量規制:総重量3.5t以内。
2.分離型車検
シャーシ部分のみ車検を取得し、上物は積載物として扱われる。
車検更新時には上物を一時的に撤去する必要がある。
車検頻度:初回2年、以降1年ごと。
サイズ規制:高さ3.8m以内、幅と長さは車両の幅と長さのそれぞれ10%ずつはみ出しが可能。
重量規制:総重量3.5t以内。
特殊車両トレーラーハウス
特殊車両トレーラーハウスは、車検を取得しないタイプで、移動時には「基準緩和認定申請」を提出し、「特殊車両通行許可」を取得する必要があります。これにより、一時的に公道を通行することが可能となります。ただし、移動のたびに申請が必要であり、手続きが煩雑になる点がデメリット。
自治体によっては、特殊車両トレーラーハウスは建築物と見なされる場合もあります。

トレーラーハウスのメリット
トレーラーハウスには、従来の建物にはない多くのメリットがあります。
・移動が可能:設置場所を自由に選べるため、ライフスタイルやビジネスニーズの変化に対応しやすい。
・建築基準法の適用を受けない:建築確認申請や固定資産税が不要な場合があり、コストを抑えられる。
・設置期間が短い:基礎工事が不要なため、短期間で設置が可能。
・デザインの自由度が高い:内装や外装を自由にカスタマイズできる。
・中古で購入すれば初期費用を抑えられる
・災害時に移動できる
これらのメリットから、トレーラーハウスは、住居、オフィス、店舗、別荘など、様々な用途で利用されています。
トレーラーハウスのデメリット
トレーラーハウスは自由度が高く、ライフスタイルに合わせた住まいとして注目されていますが、導入にはいくつかのデメリットもあります。ここでは、トレーラーハウスを検討する際に注意すべきポイントを解説します。
1. 設置場所の確保が必要
・適切なインフラが整った土地を用意する必要がある(給排水・電気接続が可能な場所)
・土地の整地や基礎工事が必要な場合があり、追加費用がかかる
・特に地盤が弱い場所では、安全に設置するための補強工事が求められることも
トレーラーハウスはどこにでも設置できるわけではなく、特に水道や電気の確保が課題となることが多いです。
2. 移動にはコストと手間がかかる
・公道を移動するためには車検の取得が必要で、手続きに手間と費用がかかる
・牽引車両の手配や運搬費用が高額になる可能性がある(距離や設置場所によって10〜100万円ほど)
・設置後に移動を予定している場合は、移動のたびに費用と準備が発生する
トレーラーハウスは「動かせる家」として魅力的ですが、実際に移動させるにはご自身が牽引車両と牽引免許を取得するか、業者に頼む場合はコストがかかります。
3. 法規制の制約を受ける
・道路交通法などの法律を遵守する必要がある
・自治体によってはトレーラーハウスの設置に制限がある場合も
トレーラーハウスは建築物ではなく「車両」として扱われることが多いですが、それでも自治体のルールに準拠する必要があります。
4. 居住性や快適性の問題
・断熱性や気密性が住宅より劣る場合がある(特に寒冷地や猛暑地域では対策が必要)
・スペースが限られているため、収納や生活動線の工夫が求められる
トレーラーハウスは自由な暮らしを実現できる魅力的な選択肢ですが、設置場所の確保、移動のコスト、法規制、快適性といった課題をクリアする必要があります。導入を検討する際は、事前にしっかりとリサーチし、必要な費用や準備を把握しておくことが重要です。メリットだけでなく、デメリットも理解した上で計画的に進めましょう。

▼トレーラーハウスを購入する際の注意点・デメリットについての詳細はこちら
【コラム】トレーラーハウス購入を検討中の方へ—後悔しないために知っておきたいデメリット

トレーラーハウスの水回り(トイレ・シャワー・キッチン)について
トレーラーハウスには、シャワー・トイレ付きのモデルが多く、キッチンやリビングスペースを備えたものも。特に、シャワーブースが主流であり、狭い空間でも使いやすい設計になっています。一部の商品では、ユニットバスやトイレと洗面台が一体となった3点ユニット、独立洗面台を備えた間取りも可能で、用途に応じたカスタマイズができます。

選ぶ際のポイント
個人の別荘や長期滞在を目的とする場合、湯船の設置を希望する方も多く見られます。一方で、宿泊施設や事務所などの短期滞在用途では、リビングスペースを広く確保し、水回り設備はコンパクトな設計が好まれる傾向にあります。また、水回りの設備は耐久性やメンテナンスのしやすさも考慮することが重要です。特に、排水処理や給水の確保が必要になるため、設置場所のインフラ環境を事前に確認することが推奨されます。
▼水回りのトレーラーハウスの詳細についてはこちら
【コラム】シャワー・トイレ付きのトレーラーハウスの価格はどれくらい?間取りや実際の商品を紹介

トレーラーハウスの用途について。住居や事務所、店舗など
トレーラーハウスは、その移動性と自由度の高さから、様々な用途に活用されています。
・住居
定住用の住宅、セカンドハウスや別荘としても利用できます。
・事務所
オフィススペースとして利用することで、コスト削減や場所の自由度を高めることができます。
▼詳細はこちら
\移動型オフィスで節税できる/ 経営者の方必見!会社でトレーラーハウスを導入することのメリットをご紹介!
・店舗
カフェ、レストラン、雑貨屋など、様々な店舗として利用できます。
▼詳細はこちら
【コラム】トレーラーハウスで飲食店を開業するメリットは?キッチンカーとの比較も踏まえてご紹介
・宿泊施設
ホテルや旅館、ゲストハウスなど、宿泊施設としても利用できます。
▼詳細はこちら
【コラム】トレーラーハウスで宿泊施設を開業するメリット・デメリットとは?法律上の注意点も交えてご紹介!
・イベントスペース
展示会やイベント会場など、一時的なスペースとしても利用できます。
▶YADOKARIオリジナルトレーラーハウスの利用事例ページ
トレーラーハウスの移動・設置方法
トレーラーハウスの移動には、牽引免許の有無が関係します。重量が750kg以下であれば牽引免許は不要ですが、750kg以上の場合は牽引免許が必要となります。移動の際は事前に重量を確認し、適切な許可を取得することが重要です。
設置に適した土地の条件
トレーラーハウスを設置するには、適した土地を選ぶことが重要です。以下の点を確認し、搬入・設置がスムーズに行えるかを事前にチェックしましょう。
1.搬入経路の確保
・道路幅員は4m以上必要。(トレーラーハウスや曲がり角によって5m以上必要な場合もございます)
・樹木や障害物が搬入の妨げにならないこと。
2.高低差の確認
・設置場所の高低差は20cm以内であること。
3.地盤状況
・土の地盤はNG(安定した地盤が必要)。
・コンクリートや砂利など、しっかりとした地盤を整備する必要がある。
4.農地の使用制限
原則として農地には設置不可(法的制限があるため)。
農地転用許可を取得すれば設置可能な場合もあるが、事前の確認が必須。
これらの条件を満たしていない場合、トレーラーハウスの搬入・設置が困難になる可能性があります。事前に土地の状態を確認し、必要であれば整地や搬入経路の確保を行いましょう。

トレーラーハウスの価格について。サイズごとの相場価格を紹介
トレーラーハウスの価格は、サイズや仕様によって大きく異なります。
・290万円〜:牽引免許不要サイズのトレーラーハウス。
・500万円〜:6mサイズのトレーラーハウス。
・800万円〜:7.2m以上で広々とした居住空間を備えたトレーラーハウス。
・1000万円~:高級感のある内装や設備を備えたトレーラーハウス。
中古のトレーラーハウスであれば、より安価で購入することができます。
詳細な価格については、以下の記事をご覧ください。
▼詳細はこちら
【コラム】トレーラーハウスの価格はどれくらい?大きさや仕様ごとの価格の目安を徹底解説
トレーラーハウスの本体以外にかかるお金
トレーラーハウスを購入・設置する際には、以下のような費用が発生します。
1. 車検取得費用(10〜20万円)
トレーラーハウスを公道で牽引するためには、**車検(車両登録)**が必要です。
登録費用や検査費用として、10〜20万円程度の予算を見ておきましょう。
2. 牽引設置費用(10〜100万円)
トレーラーハウスを購入した後、希望の設置場所まで運搬するための費用です。
距離や道路状況、搬入の難易度によって10〜100万円と幅広く変動します。
3. 土地整地費用(15万円〜)
トレーラーハウスを設置する土地の状態によっては、整地作業が必要になります。
特に傾斜がある土地では、平坦にするための工事が求められ、最低でも15万円以上かかることが一般的です。
4. 給排水接続費用(20万円〜)
水道設備を使用するためには、給排水の接続工事が必要になります。
土地の環境によって異なりますが、20万円以上の費用を見積もるのが無難です。
5. 給湯器設置費用(20万円〜)
シャワーやキッチンでお湯を使うために、給湯器の設置が必要になります。
ガス・電気の種類によって異なりますが、20万円以上の費用がかかると考えておきましょう。
6. 電気接続費用(10万円〜)
トレーラーハウスで電気を利用するためには、電力会社と契約し、接続工事を行う必要があります。費用は10万円以上を想定しておくと良いでしょう。
土地の状況や設置場所によって異なりますが、これらの費用を合計すると最低でも100万円程度の予算を確保しておくことが重要です。
特に、牽引設置費用や整地費用は大きく変動するため、事前に詳細な見積もりを取ることをおすすめします。

トレーラーハウスの減価償却は4年?節税メリットについて
トレーラーハウスは、住居や店舗だけでなく、事務所としての利用も増加しています。特に、節税を意識する経営者にとって、トレーラーハウスの導入は魅力的な選択肢となり得ます。以下に、トレーラーハウスを事務所として利用する際の節税メリットをまとめます。
1. 固定資産税の回避
トレーラーハウスは多くの場合、建築物ではなく車両として扱われるため、固定資産税が課されません。これにより、長期的なコスト削減が可能です。
2. 減価償却期間の短縮
建物の耐用年数(15~50年)に比べ、トレーラーハウスは車両扱いの場合、耐用年数が短く設定されます。新車の場合は4年、中古車の場合は2年とされ、早期に減価償却を完了でき、節税効果を高められます。
3. 搬入・撤去費用の経費計上
トレーラーハウスの設置や移動にかかる費用は、経費として計上可能です。これも節税効果を高めるポイントとなります。
これらの節税メリットにより、トレーラーハウスは経営者にとって魅力的な選択肢となります。ただし、導入に際しては設置場所の確保や法的手続きなど、事前の確認が必要です。専門家のアドバイスを活用し、計画的に進めることをおすすめします。詳細については、以下の記事をご覧ください。
▼詳細はこちら
【コラム】\移動型オフィスで節税できる/ 経営者の方必見!会社でトレーラーハウスを導入することのメリットをご紹介!

トレーラーハウスは何年住める?耐用年数について
トレーラーハウスの耐用年数は、法的基準と実際の使用状況で異なります。詳しくご説明いたします。
1. 法定耐用年数
税法上、トレーラーハウスは「車両」として分類される場合が多く、法定耐用年数は4年とされています。これは減価償却の観点から設定された期間であり、実際の寿命を示すものではありません。
2. 実際の使用年数
適切なメンテナンスを行えば、トレーラーハウスは15年以上使用できると言われています。トレーラーハウスの外壁や屋根、外部建具は建築物に使用される素材を取り入れており、上物は建築物と同等の耐用年数と考えることができます。(一部例外あり)さらに、塩害対策仕様のシャーシに亜鉛メッキ塗装が施されたモデルや、寒冷地仕様の断熱性能が強化されたモデルは、さらに長く利用できる場合があります。
詳細については、以下の記事をご覧ください。
▼詳細はこちら
【コラム】トレーラーハウスは何年住める?—耐用年数と長く住むためのポイントをご紹介!
トレーラーハウスの利用事例
最後に、トレーラーハウスの具体的な利用事例をご紹介します。
YADOKARIオリジナルトレーラーハウスの利用事例

Tinys INSPIRATION|グランピング施設
福岡を拠点に構える運送会社「西小倉運輸様」の新規事業として、絶景の海辺のロケーションで開業するグランピング施設の宿泊用のトレーラーハウスをYADOKARIの「Tinys INSPIRATION」を10台活用していただきました。
広大な海に向かって大きなFIX窓を設け、まるで絵画のような絶景を縁取りました。
ダブルベッドと2段ベッドの2種類を設け、カップルからファミリーまで楽しめる仕様となっております。
▶Tinys INSPIRATION|グランピング施設利用事例ページ

Tinys INSPIRATION&STORK | イベント
一般財団法人トヨタ・モビリティ基金主催の、誰もが自由に移動し自分らしくいられる世界を目指すアイデアコンテスト、「Mobility for ALL 2023」に採択された株式会社へラルボニー様によるモバイル式センサリールームの実証実験にて、弊社のトレーラーハウス(Tinys INSPIRATION、STORK)をご利用いただきました。
センサリールームとは落ち着いた空間で自己表現や自己認識を深めるための環境を提供し、一時的な休憩場所となる空間のこと。欧米ではすでにNBAやNFLなどのスタジアムやアリーナなど、多くの施設で導入が進められています。
▶Tinys INSPIRATION&STORK | イベント 利用事例ページ

ROADIE mini | 駄菓子屋くれよん
ROADIE miniを活用した駄菓子屋さんが誕生。本社の敷地内に設置されたトレーラーハウスは、まるで秘密基地のような時別な雰囲気を放っています。
そんなトレーラーハウス特有のプライベート空間を楽しむためのアイディアとして思いついたのが子供たちが運営する「駄菓子屋さん」だったのだそう。
まちの人や子どもたちが集まる憩いの場、そして運営をする子どもたちの学びの場としても活躍しています。
▶ROADIE mini | 駄菓子屋くれよん 利用事例ページ
あなたのビジネスにも、トレーラーハウスを活用してみませんか?利用事例の一覧はこちら▼
YADOKARIオリジナルトレーラーハウスの利用事例ページ
トレーラーハウスに関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。
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●トレーラーハウスの購入・レンタル・活用事例については、YADOKARI.netへ
●中古トレーラーハウスの購入・売却は、『TRAILER HOUSE SECOND HAND by YADOKARI』へ
【WHAT IS TINY トレーラーハウスを買う前に、読んでおきたい記事一覧】
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◎小さくて豊かな暮らしのベース、タイニーハウスとは?
◎数百万円から買える家、タイニーハウスの価格とは?
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◎トレーラーハウスの価格はどれくらい?大きさや仕様ごとの価格の目安を徹底解説
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◎【節税対策に!】トレーラーハウスを事務所・オフィスに導入することのメリットとは?
トレーラーハウス購入を検討中の方へ—後悔しないために知っておきたいデメリット
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◎独立・多店舗化に最適!美容室×トレーラーハウスが開くサロン経営の新常識とは?
◎トレーラーハウスで理想の老後を!費用・生活の疑問を解決する完全ガイド【YouTube情報も】
◎【後悔しない!キャンピングカーとトレーラーハウス徹底比較】費用・人気タイプ・中古車選びの決定版ガイド
◎【徹底解説】小型トレーラーハウスの魅力とは?価格や販売店舗、メリット・デメリットを徹底分析
アメリカ・オレゴン州北東部、イーグルキャップ原生保護区の近くに佇む「Signal Shed(シグナル・シェッド)」は、アウトドア愛好者のための短期滞在型キャビンだ。この地は、自然との共生や土地への深い敬意を重んじる文化を持つアメリカの先住民族「ネズ・パース族(別名:ニミプー)」の指導者チーフ・ジョセフの時代から、その美しい自然が多くの人に愛されてきた場所である。
このタイニーハウスは、快適な暮らしの場だけでなく、土地と歴史への敬意を込めた建築作品ともいえるだろう。
自然を尊重するデザイン
「Signal Shed」は、周囲の自然環境への影響を最小限に抑えることを目的に設計されたタイニーハウスだ。建物はピアフッティング(土台杭)で支えられ、地面への負担を極力抑えている。外壁には黒く焼かれた雨よけスクリーンが使われており、周囲の山々や木々の影に自然に溶け込むデザインとなっている。
この「焼き仕上げ」は、敷地内に残る焼け木や、かつてネズ・パース族がスモークシグナル(狼煙)を上げていた「シグナルマウンテン」の歴史を思い起こさせる。「シグナルマウンテン」とは、かつてネズ・パース族が通信手段として狼煙(スモークシグナル) を上げていた山のこと。「Signal Shed」の“Signal”は、この歴史的な背景から名付けられてるという。
自然を感じる開放的な空間設計
「Signal Shed」からは、シグナルマウンテンを望む大きなスライド式ドアが設置されており、室内にいながらアウトドアのような開放感を楽しめる。さらに、はね上げ式の小窓は、観光客に人気のワローワ湖トラムウェイとシグナルマウンテンを額縁のように切り取って見せてくれる。他の3方向の窓は外壁と同素材のスラット(木製ルーバー)で覆われ、無人時は全体を閉じてしっかりと保護できる。
シンプルで快適なミニマルな暮らし
室内には、ロフト、薪ストーブ、キッチンカウンター、折り畳み式のダイニングテーブルが備えられており、コンパクトながらも快適な生活空間が整えられている。夜になると、シダー材のスラット越しに漏れる暖かな光が、森の中で幻想的な雰囲気を生み出す。
環境に配慮した素材と自給自足の工法
このプロジェクトは、オーナー兼デザイナーが環境負荷とコストを抑えるため、リサイクル素材を使用して自ら建設した。建物は一般的な公共インフラ(電気・上下水道)には接続されておらず、必要な電力は発電機でまかなっている。
外壁材は、ウェスタンレッドシダーを使用し、廃材を再利用するポータブル製材所「Willamina Portable Saw Mill」から調達。窓やドアは ポートランドのリビルディングセンターで購入したリサイクル品を使用してつくられた。内装に関しては、フローリングや収納はIKEA製を活用し、その他の木材はワローワ郡とユニオン郡の地元製材所から調達したものだという。
自然と共に過ごすサステナブルな暮らし
「Signal Shed」は、自然の美しさと共存するための工夫が随所に散りばめられたタイニーハウスだ。このキャビンには、かつてこの地に暮らしたネズ・パース族の歴史と文化への敬意も込められており、敷地内の焼け木や、シグナルマウンテンで使われた狼煙の歴史を象徴する焼き仕上げの外壁が、その背景を物語る。
小さな空間ながら、環境への配慮、素材選び、先住民族の歴史へのリスペクト、そして居心地の良さが共存するこのキャビンは、アウトドア愛好者だけでなく、持続可能な暮らしを求める世界中の人々に新たなインスピレーションを与えてくれるだろう。
via: archdaily.com
トレーラーハウスやタイニーハウスの販売購入、レンタル、中古、投資はトレーラーハウスの専門サイトTINYHOUSE ORCHESTRAへ
◎小さくてかな暮らしのベース、タイニーハウスとは?
◎【タイニーハウス】マイクロハウスやトレーラーハウスなど、日本で買える小さな家の種類とは?
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【海外事例】残された要塞を豊かな暮らしの場に -国境に佇むタイニーハウス「The Cabin」

町田山崎団地を舞台に、団地に住まう人とまちの人とが入り混じり、団地ならではの豊かな暮らしや心地いい日常の景色を共に創り・発信していく取り組み、「まちやまプロジェクト」。
そのプロジェクトの一環として、団地や町田にまつわる取り組みをしている方のインタビューを発信していきます。
四回目となる今回は、町田山崎団地(以下、山崎団地)のお隣にある桜美林大学のみなさんです。山崎団地で新しく始まったイベント「まちやままるごとスコーレ」に参加してくださったファッションショーサークルunlimitedの学生のみなさんと、その活動を近くで見守る地域連携課の松村さんにお話を伺いました。
*参加いただいたunlimitedのみなさん:
飯野さん(代表:下段右)、末永さん(副代表:上段左)、吉原さん(モデルチーフ:上段中央)、廣瀬さん(運営チーフ:下段左)
作品や活動の発信から始まった、地域との交わり
ーまず始めに、桜美林大学と山崎団地の地域連携はどのくらい歴史があるのですか?

unlimitedの活動について、学生たちの言葉で聞いてみたかったとお話する松村さん
松村さん: 私は桜美林大学の地域・社会連携課の所属で、5つあるキャンパスの中で町田エリアをメインで担当しています。山崎団地の自治会、UR都市機構と三者の協働は、団地夏祭りに合同参加したところからスタートしています。この取り組みを「町田山崎団地活性化プロジェクト」と称して、2013年から現在も続けてきました。
東京ひなたやまキャンパスは、芸術文化学群の新キャンパスとして2020年に新しくできた場所です。芸術系の学生たちがどのようにコラボレーションできるか模索する中で出てきてくれたのがunlimitedでした。学内でも知名度が高く、今年のオープンキャンパスの時に初めて彼らと話をした時には、既に山崎団地のイベント「まちやままるごとスコーレ」に関わっていたので驚きました。

2020年に設立された、桜美林大学の東京ひなたやまキャンパス
進んで地域に開いていくサークルがあることはすごく嬉しいですし、大学としても支援をしていきたいと思っています。どのような想いで団地のイベントに参加しているのか、私自身も聞いてみたい部分ですね。
ーお話に出てきた通り、unlimitedのみなさんには今年からスタートした山崎団地のイベント「まちやままるごとスコーレ」に参加していただきました。普段の活動と、山崎団地に関わるようになったきっかけを教えてください。
飯野さん: unlimitedは今年で創設3年目のサークルで、ファッションを通してショー作りや様々な表現活動をしています。 「みんなで作り上げる」ということを大切にしていて、色々な手法での制作意欲の高い学生が多いので、衣装の制作や作品撮りはもちろん、ショーの企画から運営、宣伝なども自分達で行っているのは特徴的ですね。
山崎団地と関わらせていただいた最初のきっかけは、今年の夏に参加した「まちやままるごとスコーレ」です。YADOKARIの方から参加のお誘いをいただいて、ちょうど私たちも山崎団地の方々と仲良くなりたいと話をしていたこともあり、お引き受けしました。

オリジナルの衣装を着た学生たちに、団地の方々も声をかけてくだったそう
吉原さん: unlimitedの活動を学校の中だけで完結させてしまうのはもったいないと考えていて、これまでも他大学のイベントでファッションショーをしたり、町田にある旧白洲邸 武相荘とのコラボレーションで撮影と展示をしたり、普段から積極的に学外へ出るようにしています。せっかくたくさんの衣装とモデルがいて、撮影やデザインもできるので、自分たちの表現をもっと幅広い年代の方に見ていただきたいんです。

武相荘とのコラボレーション撮影の様子
ー「まちやままるごとスコーレ」では、unlimitedのみなさんにはトートバック作りのワークショップを開いていただきました。この企画はどのようにして生まれたんですか?
飯野さん: ショーなどで衣装を作る時に余った生地がたくさんあったので、その端材を用いて作ったトートバックに、自由にパッチワークの装飾ができるワークショップをやらせていただきました。バックを作りたいと思っていたのと、余っていた生地を活用したいと考えていたので。
当日は幅広い年代の方が体験しに来てくださって、小さな子どもたちも興味を持って見学してくれました。

まちやままるごとスコーレvol.1のワークショップ中の様子

衣装作りで余った布を活用したワークショップを考えてくれました
吉原さん: ショーで使う衣装を着てビラ配りもさせていただいたことも印象に残っています。山崎団地のみなさんが「ファッションショーも見に行きたい」「衣装すごいね」など、色々なお声がけをしてくださって嬉しかったです。

衣装に身を纏った学生たちが、団地の風景を彩ってくれました
上の世代の方にもファッションショーに興味を持っていただけることを感じて、団地を舞台にショーをやってみたいと思いました。山崎団地の住人の方々も、自治会のみなさんも、すごく温かかったです。
ーひなたやまキャンパスと山崎団地の交流が、 今後もどんどん広がっていくといいですね。
松村さん: 学生たちの話を聞いていて、学外に出ようっていう自分たちの軸や、地域と交流したいという想いを持ってくれていることが素晴らしいなと思いました。大学の学びにもすごくつながっているので。大学のサークルが地域の方と関わることの動機が気になっていましたが、年代関係なく、自分たちの活動を見てもらえる場を模索している姿勢に納得しました。これが後輩たちにもぜひつなげていってほしいなと思います。

学生の表現の場が広がることで生まれる、近隣地域の方々との交わり
ひなたやまキャンパスができると決まった頃、近隣の方からの期待の声もすごく大きかったんです。ただ、大学が何をしているのかは外からだと分かりづらいので、学生たちが学んでいることを発信したり、地域のイベントに学生が参加をしたり、積極的に交流をしていかないと、接点は生まれないと思っています。
ただ近くに存在しているだけでは、大学全体としても、地域の方々にとっても価値につなげていけないと考えていたので、ここ2-3年でunlimitedのような学生が出てきてくれたのは心強いですね。
関心はあっても接点がなかった、イベントで縮まった心の距離
ーunlimitedのみなさんは、イベントに参加してみて山崎団地への印象に変化はありましたか?
吉原さん: 日々通学する中で、そこに暮らしている方々の存在は感じるしすごく近くにいるけど、大学とは別々になっている感じがしていました。でも、今回イベントに参加させていただいて、団地で働く店員さんたちが「イベントに出てくれていたよね」「unlimitedだよね」と気づいて声をかけてくださる場面が増えて、受け入れてもらえている感覚になりました。みなさんの温かさがどんどん伝わってきて、今は山崎団地への親近感があります。
末永さん: 商店街のお店にもよく足を運ぶようになりました。僕の行きつけは「もつ鍋処さくら」で、学校で衣装を作った帰りにご飯を食べていくのが定番になっています。

末永さん、飯野さんの行きつけは「もつ鍋処さくら」
廣瀬さん: 私は元々行きつけの場所があって、駄菓子屋さんのぐりーんハウスには毎週のように通っています。新しく出すメニューが完成する前に「これ美味しかったら、商品として出してみたいから、試食してみて」といただいたドーナツが今は販売されていたりと、気軽にお話できる場所になっています。他の学生たちも知らないだけで、来てみたらお気に入りの場所が見つかると思うので、もっと知られてほしいなって思います。

廣瀬さんが通う「ぐりーんハウス」では、学生に試食をお願いしてくれる場面もあるそう
ー団地がこの地域に開いていくことに対して、どのような印象を持たれますか?
飯野さん: どんどん開いていってほしいと思います。大学や学生との連携も、息をするように当たり前になっていくと僕たちも嬉しいです。こんなに近くて同じ地域にいるのに、関わりが持てないと寂しいし、もったいないなっていう思いがあります。
吉永さん: unlimitedに所属している子たちは、ファッションショー以外にも映像や演技など各々が力を入れている活動もあるので、外との繋がりや発表できる機会が増えるのはお互いにプラスになると思います。
松村さん: 学生たちがやりたいと思ってくれるのであれば、大学側もいくらでもサポートしていきたいです。芸術系のキャンパスなので、なかなか団地とのコラボレーションも演奏や作品展示など限られてしまうと思っていました。そのため、イベントがあった時に「こういうことできます、やりたいです」と一緒に考えてくれる、彼らのようなサークルがあることはすごくありがたいですね。

学生たちの学びの実践が、地域の活気につながる未来へ
ー今後も大学と地域のつながりが生まれ続けるためには、どのようなことが必要だと思いますか?
吉原さん: お互いにイベントがある時はチラシを配布するなど、情報が目につくようにするだけでも結構印象は変わると思います。前回の「まちやままるごとスコーレ」も多分知らない学生がほとんどなので。
末永さん: せっかく多世代が楽しめるイベントなので、どんなことが行われているのかを知ったら学生たちも行きたくなると思います。桜美林大学の学祭にも団地の方々が来やすいように宣伝していきたいです。お互いに行ったり来たりできる状態を作れたらいいなと思います。
ー山崎団地で起こると楽しい変化や、団地を舞台にやってみたいことはありますか?
飯野さん: お祭りがしたいですね。大学と山崎団地の合同祭りみたいな。そうすれば僕たちだけに限らず、色々な学生団体が参加しやすいと思います。
吉原さん: 元々野外でファッションショーがしたいと思っていたので、山崎団地を舞台にやってみたい気持ちはずっとあります。天候など難しい部分もあると思いますが、大学の中だけだと敷地に入るハードルも高く、見ていただける人数も層も限られてきちゃうので。

インタビュー後、まるごとスコーレvol.02で山崎団地でのファッションショーが実現しました
廣瀬さん: 授業で学んでいることを活かして、ポスターなどのデザイン作りで関わってみたいですね。絵画系のゼミに入る予定なので、子どもたちや地域の方に気軽に絵を描いてもらえる企画もできたら楽しいなって思います。

末永さん: 写真とか映像の撮影に使わせていただいて、商店街のお店のPRにも繋がればいいですよね。unlimitedに限らず、モデルや俳優、撮影をやってみたいって人がたくさんいる学校なので、校内で募集をしたらたくさん手が上がると思います。学生としてもポートフォリオに活用できますし。
松村さん: 学生たちのアイデアを聞いて、山崎団地の中にスペースがあれば、学生が自由に使える拠点があるといいなと思いました。気軽に行けて休憩や作業、作品の展示ができるような、学生が過ごせる場所があったらすごく面白そうです。
吉原さん: たしかに、気軽に過ごせるスペースがあったら気分転換で足を運ぶ学生も増えると思います。実際、ちょっとした息抜きとして、授業の空き時間で商店街へ行くことも結構あるんですよ。
ー山崎団地や近隣地域の皆さんへのメッセージ

松村さん: 大学や学生としても地域との交流が学びの場になっているので、地域の方々にも積極的に大学を活用していただきたいですね。
unlimitedをはじめ、しっかりと想いを持った学生たちなので、ただボランティアのような形ではなくて、お互いに高め合えるような関係性を築いていけたら嬉しいです。
地域の方々も学生と一緒になって、学んでいただける環境を作っていけたらと思います。
飯野さん: 今年は山崎団地のみなさんとたくさん関わらせていただいて、本当にありがたい限りです。自治会、商店会の方々もいつも優しく受け入れてくださり感謝しています。地域の方々も温かくて、すっかり居心地が良くなってしまいました。これからもよろしくお願いします。
末永さん: unlimitedのファッションショーや単独公演も、ぜひ山崎団地のみなさんに見に来ていただきたいです!
ここは、ビクトリア州南西部。オーストラリアの先住民グンディチマラ族の伝統的な土地にあるローズブルックだ。この土地に溶け込みながらもお洒落な雰囲気を醸し出す一台のタイニーハウスが佇んでいる。
その名も「The Brook House 」。この住まいの注目すべきポイントは、伸縮可能な屋根。タイニーハウスにとって重要な、可動のしやすさと空間の開放感そのどちらも最大限実現するために採用された屋根だという。
運ぶ時は、屋根を出来るだけ低く、暮らすときは天井を出来るだけ高く。
そんな自由と柔軟性を兼ね備えた、理想的なタイニーハウスだ。
伝統の地に佇む、個性あふれるタイニーハウス
緑豊かな放牧場に佇む「The Brook House 」。広い湿地帯に囲まれた窓からは、モワン川、どこまでも続く草原、そして時折通り過ぎる牛たちの姿を見たりなど、中からでも外の景色を一望できる。床から天井までつづく、この大きな窓はミニマルでありながらも、自然の広さを体感できそうだ。
伸縮式の屋根が生む、自由で柔軟な暮らし
彼らがサイズを決めるにあたって重要視したのが、送電線の下を通れる家を作るということ。しかし同時に、広々とした開放感のある空間であることも不可欠だった。そのために彼らが思いついたのが、格納式の屋根を備えた伸縮式フレームだ。それによって、運搬時には屋根を下げ、生活時には天井を高くすることができるという。運ぶ時には、最大限移動をしやすく、暮らすときには可能な限り広く快適に過ごすことが出来る。そんな住まいは、トレーラーハウスを手にしたいと思う誰もが望む理想の空間なのではないだろうか。
限られた空間を最大限に活かす三層構造
この住まいに取り入れられたユニークな仕掛けは、屋根だけではない。限られた敷地面積を最大限に活用するため、小さな空間を3層に分け、多目的に使用できるスペースづくりが実現されているという。
そのポイントが、小さな空間の中に作られたこのラウンジだ。二重の高さが感じられるこのラウンジは、住む人に開放感を与えているだけでなく、中2階という新しい空間を生み出している。2階へと続く中二階の床がデスクの席、ガードレールがデスクとなるような、そんなユニークなオフィスが、狭い空間を3層に分け、住む人の満足感をさらに高いものへと高めている。
田園風景に溶け込む素材選び
材料の入手と選定は、田園風景からインスピレーションを受けて行われた。錆びた赤い農家の小屋や風雨にさらされた海岸沿いの建物が並ぶ風景に溶け込むように、The Brook House は地元で調達されたものやリサイクルされたもので構成されている。
住まいが育つ、素材の表情を楽しむ
外壁は、地元で伐採されたヒノキの薄板を採用。風や雨にさらされて灰色になるにつれ、それはまるで小枝の家のようになり、酸化していく銅に対してねじれたりわずかに反ったりしながら、徐々に風景に溶け込んでいくのだとか。
使い続けていくことによって革の変化を楽しめる財布のように、この住まいは、住み続けていくことによって生まれる住まいの表情の変化を、段々と深まってゆく風景への溶け込みを感じながら楽しめるのだ。
バスルームには地元の火山岩が敷き詰められ、コンクリートや亜鉛メッキ鋼板のディテールが随所に施されている。エントランスの階段とデッキはすべて、近くのコンクリート製の牛追い桶と廃屋になった豚小屋のメッシュを再利用している。

via: archdaily.com
田舎の温もりと洗練が共存する空間
どこか田舎らしさが感じられながらも、お洒落な雰囲気が漂う、そんな空間には見えないだろうか。家を愛でるようにすご過ごせそうな親しみやすさと、ちょっと特別な気持ちになれる他の住まいにはないこだわりやお洒落さ、その両方がここちよく両立した住まいが、このThe Brook Houseだ。
via:
archdaily.com
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【WHAT IS TINY トレーラーハウスを買う前に、読んでおきたい記事一覧】
◎小さくてかな暮らしのベース、タイニーハウスとは?
◎【タイニーハウス】マイクロハウスやトレーラーハウスなど、日本で買える小さな家の種類とは?
◎数百万円から買える家、タイニーハウスの価格とは?
◎タイニーハウス・トレーラーハウス、トイレやお風呂はどうするの?必要な設備について
◎タイニーハウスを建てる「土地」、買う前に知っておきたい2つのキーワード
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オーキッド・タイニー・ホームは、テネシー州ナッシュビルを拠点とする「New Frontier Tiny Homes」が手がけたタイニーハウス。この会社は、ユニークで機能的なコンパクト住宅を得意としており、このモデルもその魅力がたっぷり詰まっている。全長約9.7メートル、床面積は28.7平方メートル(310平方フィート)で、現代風にアレンジした農家風デザインが特徴的だ。
採光性と開放感を生み出す設計
外観はシダー材を使ったナチュラルな仕上げで、どこか温かみのある雰囲気。大きなガレージスタイルのドアが採光性と開放感を生み出し、中に入るとリビングルーム、ダイニングキッチン、バスルームへとつながる広々とした空間が広がっている。スマートな収納アイデアや細部までこだわった設計が光るデザインが魅力だ。
快適なベッド空間
リビングルームには、ウォルナット製のソファベッドを配置。日中はリラックススペースとして使え、夜には簡単に快適なベッドに早変わりする。収納スペースには空調設備も組み込まれているので、年中快適な住環境が整えることができるという。また、3つの天窓と調光可能なLED照明が、自然光と柔らかな間接照明で空間を明るく演出する。
エネルギー効率の観点からの特徴
RVスタイルの電源接続に対応しており、希望すればソーラーパネルを追加してオフグリッドでの生活も可能。エネルギー効率が高い設計で、環境にやさしい暮らしを実現できるのが魅力だ。
このタイニーハウスで過ごす時間のメリット
オーキッド・タイニー・ホームは、シンプルで心地よい暮らしを叶えてくれる空間だ。収納がしっかりしているので、散らかる心配がなく、小さな空間でも広々と感じられる。キッチンやリビングも充実しているので、家族や友人と過ごすのも楽しい時間になるはず。さらに、環境に配慮したライフスタイルが送れるのも嬉しいポイントだ。タイニーハウスならではのコンパクトさと機能性で、自分らしい暮らしをはじめてみてはいかがだろうか?
via:
newfrontierdesign.com
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◎タイニーハウス・トレーラーハウス、トイレやお風呂はどうするの?必要な設備について
◎タイニーハウスを建てる「土地」、買う前に知っておきたい2つのキーワード
◎シャワー・トイレ付きのトレーラーハウスの価格はどれくらい?間取りや実際の商品を紹介
◎トレーラーハウスの価格はどれくらい?大きさや仕様ごとの価格の目安を徹底解説
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静寂が広がるタイ・チェンマイ県メーリム地区に佇む「Wood and Mountain Cabin」。このタイニーハウスは、地元の職人の手によって設計された持続可能でユニークな木造建築で、訪れる人々に静かな隠れ家としての体験を提供している。木材をふんだんに使用した温かみのあるデザインが特徴となり、自然の中でのシンプルな暮らしを提案している。
山々を一望できるテラスつき。木と鉄で構成されたミニマルな設計
このタイニーハウスは、建築家のPatcharada Inplang氏、Thongchai Chansamak氏、Nat Tangchonlatip氏による建築スタジオ「Sher Maker」によって設計された。広さ100㎡のこの小さな空間には、ベッドルーム、バスルーム、リビングルーム、パントリー、テラスが備えられ、木の壁で囲まれたプライベートな空間を提供する。一方で、山々を一望できるテラスは開放的な雰囲気を演出している。
地元の素材に日本の技術を加えて。リサイクル木材を活用した建築
この住まいの外壁はチェンマイ周辺で調達したリサイクル木材を使用しており、地元の素材を活かしたデザインが特徴だ。木材は焼き加工を施され、耐候性を高めつつ独特な風合いを持たせている。この焼き加工は、日本の伝統的な木材保存技術「焼杉(Shou-sugi ban)」から着想を得ており、建物全体に持続可能性と文化的背景が反映されている。
色合いや質感のばらつき。手作業だからこそのあたたかみを
設計と施工は、地元の職人の技術に焦点を当てて行われた。建物の基本構造はシンプルな鉄骨フレームで支えられており、その上に木製の壁を組み合わせている。職人たちは木材を選別し、表面を研磨し、焼き加工を施すことで、新たな生命を吹き込んでいる。各木材の色合いや質感のばらつきは、人の手による温かみを象徴している。
チェンマイの自然と共生するデザイン
このタイニーハウスは周囲の自然と調和するように設計されており、地元で調達した素材を使用することで環境負荷を最小限に抑えている。テラスから望む山々の風景は、静かな時間を過ごすための特別な場所となっている。ミニマルでありながらも、必要なものが揃ったムダのない空間は、旅行者にも最適な空間となっており、自然の中でのシンプルな暮らしを楽しむことができる。
持続可能な未来を見据えた建築
「Wood and Mountain Cabin」は、リサイクル素材の活用や地元職人の技術を活かした設計により、持続可能で文化的背景のある建築を提案している。このタイニーハウスは、地元の素材と職人技を尊重しながら、自然との共生を目指すタイニーハウスの新たな形を提示している。訪れる人々に自然の中での豊かな体験を提供するこのタイニーハウスは、持続可能な建築の可能性を広げる重要なプロジェクトだといえる。
via:
archdaily.com
architizer.com
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【WHAT IS TINY トレーラーハウスを買う前に、読んでおきたい記事一覧】
◎小さくてかな暮らしのベース、タイニーハウスとは?
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住居やセカンドハウスとしてはもちろん、事務所や店舗、趣味の空間など、多様な用途で活用されるトレーラーハウス。移動が可能なため、使用する場所や目的に応じた変更が容易であり、設計の自由度も高いのが特徴です。イベントや観光地で見かけ、興味を持たれた方も多いのではないでしょうか?
ここでは、トレーラーハウスの種類や価格、導入時の確認事項について詳しくご紹介します。購入前に相場や関連費用をしっかり確認し、後悔のない選択をするための方法を知っておきましょう。
トレーラーハウスとは?種類と基本構造
トレーラーハウスは、移動可能な車両扱いの住居や施設であり、大きく分けて以下の2種類に分類されます。どちらのタイプも、それぞれの使用目的に合わせた設計が可能であり、適切に活用することで快適な空間を作り出すことができます。
車検取得型トレーラーハウス
①一体型トレーラーハウス
一体型トレーラーハウス 車体と上物が一体化した構造で、上物を含めた状態で車検を取得できます。更新時には、全体をそのまま牽引し車検を受けることが可能です。キッチンや水回りを設置し、寝室スペースを確保すれば、キャンピングカーと同じ8ナンバーを取得することができ、車検の更新頻度は2年ごとになります。このタイプは、移動の利便性が高いため、短期間での住居や別荘としての使用にも適しています。高い自由度を持つため、ライフラインの整備が行き届いたエリアでの活用が特に推奨されます。
②分離型トレーラーハウス
シャーシ(台車)と上物が分離されているタイプで、シャーシは弊社オリジナル製造のものを購入していただき、上物を制作していきます。
使用目的に応じて上物の変更やカスタマイズが可能で、シャーシの車幅の左右前後10%ずつまで上物を大きくすることもでき、室内空間を広く設計できるため、別荘や事務所としての利用にも適しています。室内の配置を自由に変更できるため、長期間の使用においても快適な環境を維持しやすいのが特徴です。
ただし、車検更新の際はシャーシ部分のみで車検を受ける必要があるため、上物を取り外さなければなりません。初回の車検は2年後、その後は毎年更新となります。そのため、長期的な使用を想定している場合には、維持管理の方法を事前にしっかりと確認しておくことが安心につながります。特に、水道やガスの接続方法や、階段の設置などの関連設備の整備も考慮することで、より高い快適性を確保することができます。
サイズ別の参考価格は?

トレーラーハウスの価格はサイズによって異なります。それぞれの特徴や用途をご紹介します。設計や用途の変更がしやすく、使用する環境や目的に応じて最適なモデルを選択することが重要です。また、日本国内における各種法規制の確認や、工事に関する事前準備も必要になります。
①750kg以下モデル
このモデルはコンパクトなサイズで、取り回しがしやすく、普通車でも牽引可能な点が特徴です。小規模な事務所や移動式店舗としての使用に適しており、特に個人利用や小型店舗向けに最適な設計となっています。製作コストを抑えながらも、必要な設備を備えることで、安心して活用できます。
サイズ:全長約3m 幅1.8m
重量:750kg以下(牽引免許不要)
価格目安:290万円~
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ROADIE mini フラットタイプ 商品ページ
ROADIE mini キャンピングタイプ 商品ページ
②20ftモデル
事務所や小規模な宿泊施設としても活用可能なモデルです。広めの室内空間を持ち、シンプルなデザインながら多目的に対応できます。事務所としての使用も多く、ライフラインの確保や関連設備の設置も比較的容易です。また、車両登録や各種申請が必要な場合もあるため、事前の相談をおすすめします。
サイズ:全長約6m 幅2.5m
価格目安:590万円~
▼YADOKARIのオリジナルトレーラーハウス20ftモデルはこちら
Tinys INSPIRATION FIX窓/大開口モデル 商品ページ
③24ftモデル
ファミリー向けや大人数での使用を想定したモデルで、広々とした室内空間と自然環境に馴染むデザイン性を兼ね備えています。YADOKARIのトレーラーハウスには、キッチンもついているので、ミニマルで快適な空間を大切な人と共に楽しみたい方にオススメです。
事前に設置場所の状態を確認し、ライフラインの接続を適切に行うことでより安心した使用が可能になります。また、別荘としての使用にも適しており、維持管理の方法を考慮することが重要です。
サイズ:全長約7.2m 幅2.5m
価格目安:750万円~990万円
▼YADOKARIのオリジナルトレーラーハウス24ftモデルはこちら
ROADIE 商品ページ
MIGRA 商品ページ
④30ftモデル
大規模な宿泊施設や商業スペースとしての使用に最適なモデルです。広々とした室内空間を確保できるだけでなく、内装のカスタマイズ性も高いため、希望に応じた設計変更が可能です。高級感のある仕上がりや設備の充実度が魅力であり、商業利用を考えている方にも適しています。また、工事に関するコストを把握し、車両登録や関連手続きについても確認しておくことが必要です。ガス・水道の配管や階段の設置など、状態に応じた設備を整えることで、快適な使用が実現できます。
サイズ:全長約9m
価格目安:490万円~750万円以上
▼YADOKARIのオリジナルトレーラーハウス30ftモデルはこちら
Tinys INSPIRATION 30ftロングモデル 商品ページ

タイプ別の参考価格は?

トレーラーハウスは設備仕様によって価格が大きく変動します。それぞれの用途や希望に応じた最適な選択をすることが重要です。ここでは、新車の価格目安をタイプ別にご紹介します。ライフラインの整備や事務所としての使用など、様々な目的に対応できるよう、設計や設備の変更が可能です。
※ここでは中古ではなく新車の価格目安をご紹介しています。
①スケルトンタイプ
価格目安:370万円~
特徴:スケルトンタイプは内装が未完成のため、自由にカスタマイズが可能です。低予算でトレーラーハウスを導入したい方や、自身で設計・製作を考えている方にオススメのモデルです。コストを抑えながらも、用途に合わせた室内の変更ができるため、個性的な空間作りが実現できます。
②水回りなしタイプ
価格目安:520万円~
特徴:トイレ・シャワー・キッチンが付いていないシンプルなタイプです。事務所や小規模な休憩スペース、仮設ハウスとしての使用が可能で、短期的な利用にも適しています。車両登録や事前の申請が不要な場合もあるため、導入の手間を減らすことができます。
③シャワー・トイレ付きタイプ
価格目安:590万円~
特徴:宿泊や長期利用に適した設備を備えたタイプで、快適性が大幅に向上します。別荘としての使用や、長期間の居住にも対応できるよう、キッチンや給湯器の設置が可能です。
▼シャワー・トイレ付きタイプの詳細はこちら
【コラム】シャワー・トイレ付きのトレーラーハウスの価格はどれくらい?間取りや実際の商品を紹介
④二段ベッドタイプ
価格目安:630万円~
特徴:ロフトを備え、空間を有効活用できるタイプです。宿泊施設や大人数での使用を考えている方に最適で、室内の設計次第でさらに広々とした居住空間を確保できます。日本国内でも、キャンプ場や観光地の宿泊施設として導入されるケースが増えています。
YADOKARIのオリジナルトレーラーハウスは、用途に合わせて設備をカスタマイズすることが可能です。事前の相談を通じて、最適なプランを選ぶことができます。
▶より詳細な内容や費用についてはこちらよりお問い合わせください。
YADOKARI トレーラーハウスお問い合わせフォーム
本体以外にかかる費用は?
トレーラーハウス購入時には、以下の諸経費が発生します。設置や維持に関わる費用を確認し、余裕を持った資金計画を立てることが安心につながります。
①車検取得費用 20万〜
車検取得費用および、それに伴うナンバー登録手数料や税金などの各種諸費用が必要です。日本国内で使用する場合、登録手続きを適切に行うことが求められます。
②牽引設置費用
製造工場から設置場所まで配送後、水平ジャッキを使い、設置まで行います。
運搬費用:10万円~50万円(距離や条件により変動します)
設置費用:5万円~10万円
③土地整地費用 15万〜
設置予定地の状態が軟弱な場合や高低差がある場合、整地工事が必要になります。工事の規模によってコストが変動するため、事前の確認が重要です。
④給排水接続費用 40万〜
ライフラインの引き込みには、水道や排水設備の工事が必要です。給水・排水システムは、専用のアタッチメントを利用することで工具なしでの接続が可能です。
⑤給湯器設置費用
ガス給湯器または電気給湯器を準備し、設置を行います。トレーラーハウスの用途によっては、給湯システムの選択が重要になります。
⑥電気接続費用 10万〜
電気は専用のカプラーに接続をしていただきます。
※敷地に状況によって変動してまいります。詳しくはお問い合わせくださいませ。
まとめ
トレーラーハウスの価格は、サイズや設備の仕様によってさまざまです。導入を考える際には、用途や希望に合わせて最適な選択をすることが大切です。たとえば、事務所として使う場合は、仕事がしやすいレイアウトや室内環境を整えることがポイントになります。別荘として利用する場合には、キッチンやライフラインをしっかり備えて、快適に過ごせる空間づくりを考えましょう。
また、トレーラーハウスを設置するには、車両の登録や各種申請が必要になることもあります。日本国内の法律に対応できるよう、事前に確認しておくと安心です。設置する土地の状態を確認し、必要に応じて整地や工事を行うことで、より安定して使用できます。水道やガスの配管、階段の設置なども計画に入れておくと、後々スムーズです。
購入する際の費用は、本体価格だけでなく、運搬や設置、電気・水道の接続費用などもかかるため、事前にしっかり確認し、無理のない資金計画を立てることが大切です。さらに、希望に応じて設備や内装を変更することもできるので、トレーラーハウスの製作段階から相談することで、理想の空間づくりが実現しやすくなります。
YADOKARIでは、オリジナルトレーラーハウスの製造を行っており、一人ひとりの用途に合わせた設計や施工をお手伝いしています。事前の相談を通じて、ご希望にぴったりのプランをご提案し、コストや納期についても柔軟に対応いたします。また、日本国内の法規制に適した形での登録や申請手続きについてもサポートし、スムーズな導入をお手伝いします。
さらに詳しい価格やオプションについては、お気軽にお問い合わせください。トレーラーハウスの魅力を最大限に活かし、長く快適に使える理想の空間を一緒に作りましょう!
YADOKARIではオリジナルトレーラーの製造も承っております。
さらに詳しい価格やオプションについては、ぜひお問い合わせください!
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【WHAT IS TINY トレーラーハウスを買う前に、読んでおきたい記事一覧】
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◎小さくて豊かな暮らしのベース、タイニーハウスとは?
◎数百万円から買える家、タイニーハウスの価格とは?
◎タイニーハウスと土地選びの基礎知識:失敗しないためのポイント
◎トイレ・シャワー付きトレーラーハウス|価格や間取り、実際の商品を紹介
◎トレーラーハウスの価格はどれくらい?大きさや仕様ごとの価格の目安を徹底解説
◎トレーラーハウスで宿泊施設を開業するメリット・デメリットとは?法律上の注意点も交えてご紹介!
◎トレーラーハウスで飲食店を開業するメリットは?キッチンカーとの比較も踏まえてご紹介
◎【節税対策に!】トレーラーハウスを事務所・オフィスに導入することのメリットとは?
トレーラーハウス購入を検討中の方へ—後悔しないために知っておきたいデメリット
◎トレーラーハウスは何年住める?—耐用年数と長く住むためのポイントをご紹介!
◎中古トレーラーハウスの価格相場と選び方—メリット・デメリットを徹底解説
◎独立・多店舗化に最適!美容室×トレーラーハウスが開くサロン経営の新常識とは?
◎トレーラーハウスで理想の老後を!費用・生活の疑問を解決する完全ガイド【YouTube情報も】
◎【後悔しない!キャンピングカーとトレーラーハウス徹底比較】費用・人気タイプ・中古車選びの決定版ガイド
◎【徹底解説】小型トレーラーハウスの魅力とは?価格や販売店舗、メリット・デメリットを徹底分析
独特な屋根のデザインが魅力の「Cosmic One」。この屋根にはソーラーパネルが組み込まれていて、必要な電力をすべて自家発電でまかなうネットゼロ住宅だ。さらに、雨水の収集や再利用システムを備えることで、外部インフラに依存しない完全自立型の生活を実現している。この革新的なタイニーハウスは、サンフランシスコを拠点とするCosmic Buildingsが開発したものだ。
持続可能なエネルギーと水資源の活用
「Cosmic One」はソーラーパネルとバッテリーシステムを活用し、必要なエネルギーを完全自給自足で供給する。また、雨水を収集して浄化するシステムや、使用済みの水を再利用する設備を備え、水資源の消費量を最小限に抑える仕組みを採用している。これにより、外部からの電力や水の供給を必要としない完全な自己完結型住宅が実現している。
環境に優しい素材とデザイン
建材にはVOC(揮発性有機化合物)フリーの環境配慮型素材を使用しており、床やキッチンキャビネットには持続可能なホワイトオークを採用している。製造プロセスではデジタル加工技術を活用し、製造や組み立て時の廃棄物を最小限に抑えている。外装はアルミニウムと杉材で作られていて、4種類のカラーバリエーションから選べるカスタマイズが可能だ。
快適で広々とした空間設計
コンパクトながらも広々とした印象を与える「Cosmic One」の設計は、全長の窓を通じて自然光を取り入れる工夫がされている。暖かみのあるアースカラーの内装が心地よい空間を作り出し、夜間には照明がリラックスした雰囲気を演出する。キッチンはインダクションコンロや食洗機が備わり、使用しない時は隠せる仕様で見た目もすっきりしている。
スマートホーム機能とユーザー体験
専用アプリを使用して、エネルギー使用量や水資源の消費、廃棄物の量をリアルタイムで確認できる。さらに、空調や電気パネル、照明の操作もアプリで簡単に行えるため、効率的で快適な暮らしを提供している。
価格とバリエーション
「Cosmic One」はスタジオタイプ、1ベッドルーム、2ベッドルームの3種類があり、価格は$279,000~$419,000(税別・補助金適用前)だ。これらのユニットはカリフォルニア州内で限定販売されていて、初期の100ユニットは現地ニーズに応じて設計されている。
持続可能な未来を提案する住宅
「Cosmic One」は、環境負荷を削減しながらも快適さと美しさを両立したタイニーハウスだ。独特な屋根のデザインやスマートホーム機能を備えたこの住まいは、持続可能な未来を見据えた新しいライフスタイルの象徴といえる。
via: dwell.com
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団地で暮らす「コミュニティビルダー」が団地住民や地域の方々と一緒に、鶴川団地の新たな魅力を創造・発信していく未来団地会議「鶴川団地プロジェクト」。2021年から鶴川団地のコミュニティビルダーとして活動されてきた石橋さんと鈴木さん、もうすぐ5年の月日が経とうとしています。
これまで2人は、地域の方々と一緒に様々なイベントを行ってきました。特にセンター商店街の広場を舞台に行われる、音楽とアートがテーマの「鶴川ラクガキオンガク祭」は多くの人が集まる人気企画です。
今回は約一年ぶりの開催!鶴川に所縁のあるアーティストの音楽ライブや読み聞かせ、アートのワークショップなど。子どもも大人も一緒になって楽しめる、ラクガキオンガク祭の魅力をお伝えしていきます!
ラクガキエリアは二つ!定番の紙芝居でパフォーマンスもスタート
ラクガキオンガク祭は、その名の通り一日中絵を描いて、音楽を楽しめるイベント。なんとこの日だけは特別に、広場の地面にラクガキし放題!数日経てば自然と消えるチョークを使って、なんでも自由に描いてOKです。
毎回ユニークな発想に出会えるので、徐々に増えていくラクガキを見るのも、このイベントの楽しみの一つ。


もちろん大人だって参加OK!ケンケンパの円を描いている方も。誰か遊んでくれるかな?

そしてこの日、もう一つのラクガキコーナーとして準備されたのが、商店街のシャッターです。団地の建て替え工事に向け、商店街のお店が一部閉まっているため、工事着工までの期間に風景が寂しくならないようにシャッターアートが施されています。

センター商店街の風景が変わっていっても、ここで暮らした記憶はそれぞれの胸の中に残っていきます。みんなで過ごした楽しい時間、ここに生きていた人々の証を形にできたら。そんな思いを込めて、シャッターに自分たちの顔を描くワークショップが企画されました。
ワークショップの講師を担当するのは、この素敵な企画を考えてくださった作家の犬山さきさんです。


シャッターのラクガキスペースは大人気で、どんどん個性豊かな顔が描かれていきます。どのような仕上がりになるのか、こちらも出来上がりが楽しみです!
また、今回は冬場の開催ということもあり、焚火で暖をとれるスペースも用意されました。受付で配布されるマシュマロを焼くこともできます。団地の広場で焚火なんて、普段はできない特別な体験にワクワクします。

さて、広場の中心ではみんなお待ちかね、コミュニティビルダー二人による紙芝居の読み聞かせが始まりました。
クリスマスにまつわるお話に、子どもたちも集まりじっくり耳を傾けます。最後は一緒にお絵描きができる、絵描き歌の本を読んでくれました。


鈴木さんと石橋さんの楽しい語り口に合わせて、子どもたちも一生懸命に絵を描きます。「描けたー!」と誇らしげに報告してくれる子、黙々とお絵かきを楽しむ子、それぞれ全力で参加する姿が印象的でした。
紙芝居の後は、音楽ライブもスタート!一組目のライブにはハ〜モニ〜ズが登場。第一回目のラクガキオンガク祭から出演してくれている、鶴川発のバンドです。
音が鳴り出すと広場の空気もさらに明るく彩られていきます。大人も子どももノリノリです!


演奏後のハ〜モニ〜ズ、ひろしさんにお話を聞きました。
「ラクガキオンガク祭ならではの、大人も子どもも一緒に楽しんでいる様子が見られてよかったです。この場所の温かさを感じるほどに、より一層なくなってほしくないと思いました。今まで積み重ねてきたものが失われず、またここに戻って来られるように、今日みたいなイベントが続いていくといいですよね。」
続いて登場してくれたのは、trineeed(トライニード)の3人です。みんなの知っている名曲から、ミュゼットやアイリッシュなど、異国を感じる音楽で旅をしているようなひとときを味わえました。


演奏後のtrineeed(トライニード)のみなさんにお話を伺いました。
「ここには初めて来ましたが、お店がたくさんあって賑やかな商店街ですね。先ほど食べた佐藤商店(精肉店)のコロッケ、最高でした!パン屋さんとお肉屋さんをはしごしサンドウィッチが作れるなど、イベントの時にお店が協力し合える関係性も素敵です。」
ラクガキオンガク祭の定番グルメを食べつつ後半へ!

時間はすっかりお昼時。今回もラクガキオンガク祭でしか味わえない鶴川団地オリジナルサンドウィッチ、「団地ウィッチ」が食べられるということで、パフォーマンスの合間に作っていきたいと思います。
まずは受付で包み紙をゲットして、ベーカリー フジヤへ向かいます。甘いパンやお惣菜パン、種類豊富な手作りパンを楽しめるお店です。ここでは専用のコッペパンとお好みでサラダを調達します。(とっても美味しそうだったので、他のパンもゲット!)

続いてお隣の佐藤商店へ移動して、中に挟むおかずを選びます。どれも美味しそうでかなり迷いましたが、「この辺りで一番オイシイ!!」というポップの文字に惹かれてメンチカツに決めました。

最後にフジヤのコッペパンとサラダ、佐藤商店のメンチカツを合わせれば…

ボリューム満点なメンチカツサンドの完成です!美味しくてあっという間に完食してしまいました。
ラクガキオンガク祭の定番といえば、センター商店街の音楽教室、「和音の木」のみなさんによる駄菓子屋さんもやってきました。終始子どもたちに大人気のブースです。

向かい側には、鶴川中央公園にある冒険あそび場「つるぼう」のみなさんのブースが。毎回立候補でお手伝いに来てくれる子どもたち、今回はヨーヨー釣りとポップコーンの販売をしてくれました。

普段の活動にはどうやって参加できるのか、つるぼうのみなさんからメッセージをいただきました。
「普段は月曜日と木曜日以外の10時〜16時半の間、鶴川中央公園で活動しています。いつでもふらっと遊びに来てくださいね。年齢制限は特にないので、大人の方もOKです。」
興味のある方はぜひ鶴川中央公園を覗いてみてください。
一緒に楽器を鳴らすワークショップも
パフォーマンスも後半に差し掛かり、今度は商店街の音楽教室「和音の木」によるパーカッションのワークショップが始まりました。
普段講師をされている真野さんが、サンタ帽を被って登場!シートに並んだ色々な見た目の打楽器を、自由に手にとって音を出してみます。初めて見る楽器に子どもたちは興味津々です。

お気に入りの楽器を見つけたら、みんなで合奏タイム!クリスマスソングに合わせて、思い思いに音を出す姿はみんなとっても楽しそうです。
お手本を真似するのではなくて、自分で楽しんで好きな音を見つける体験は、大人にとっても心が解放される時間でした。これが音楽を始めるきっかけになる子もいるかもしれません。

ワークショップをしてくださった真野さんにお話を伺いました。
「和音の木には2歳から70代の方まで幅広く通っていただいています。最近ではお子様と一緒に楽器を始める親御さんもいらっしゃるので、本当にどなたでも気軽に来ていただきたいです。もうすぐ学生たちのバンドも新たに誕生しそうなので、次回はその子たちのライブも発表できたらいいですね。」
最後に登場してくれたのは、町田出港バンドのみなさん!町田を拠点に地元民がメンバーとして集い、日本各地の民謡やオリジナル曲でみんなを踊らせるお祭り獅子舞バンドです。

チンドン太鼓のリズムに合わせて、獅子とバンドメンバーのみなさんが広場を練り歩きながら登場。にぎやかな音色にみんなの顔もほころび、自然と身体が動き出します。

『町田出港節』など町田愛が詰まった曲をはじめ、人間味溢れるエネルギッシュなライブに会場の一体感も最高潮に。子どもも大人も一緒になって踊ります。
演奏後の町田出港バンドにお話を伺いました。
「いつの間にかみんながこの広場に集まって、楽しく過ごしているという光景が変わらずにいいなと思いました。毎回感じることですが、こういう瞬間に関われることが嬉しいですし、少しでも力になれたらと思って演奏させていただきました。」

イベントの最後に、シャッターのラクガキコーナーを見に行くと、とってもかわいく仕上がっていました。この日、鶴川団地のセンター商店街広場に集まった人々で作り上げた、この場所でしか見ることのできない作品です。

ワークショップを開催していただいた犬山さんにお話を伺いました。
「初めてのワークショップで不安な点もありましたが、子どもたちが想像以上にノリノリで参加してくれて嬉しかったです。子どもたちの自由で迷いなく絵を楽しむ様子に圧倒されるほどでした。」
団地で過ごした思い出の1ページを作っていけたら
団地の広場の温かな空気の中、今回も笑顔の溢れる一日となりました。最後にコミュニティビルダーの2人にコメントをいただきました。
鈴木「もうすぐ5年目に突入するのですが、これまで出会ってきた方々との関係性を丁寧に深めていけたらと思います。ずっと続けてきた紙芝居も、今後挑戦したいアイデアをよく話すようになりました。例えば、オリジナルでお話とイラストも作ってみたいとか。自分達も楽しんで取り組めているのがありがたいですね。」

石橋「ただイベントを開催するのではなくて、子どもたちにとっての鶴川団地が、いつかふと立ち帰れる場所として思い出に残ればという気持ちで取り組んでいます。長年住まわれている方々が、団地の昔話を活き活きと語ってくださるように、”団地で楽しい思い出があった”と記憶してもらえたら嬉しいです。
ラクガキオンガク祭は、団地暮らしの日常に溶け込んでいるような、ゆっくりと時間が流れるところもいいですよね。」
・・・
時代と共に団地の景色、暮らし方も変わっていきますが、楽しく過ごした思い出は人々の心の中に残っていくはず。人が集まることで受け取り合った温かな気持ちやエネルギーが、きっと未来の自分の背中を押してくれる、そんな風に思えた団地の午後でした。
スイス・ピッツ・ルンギンの自然美に触発され、スポーツブランド「On」が手掛けた「オン・マウンテンハット」。このタイニーハウスはブランドの新商品の誕生のきっかけとなった風景を、多くの人々と分かち合うために作られた。標高約8,200フィート(約2,500メートル)の山間に建てられ、静かなアルプスの湖のほとりにたたずむこの空間は、徒歩でしかアクセスできない特別な場所だ。
最低限のムダのないデザインで自然との共存を目指す
2019年に建築家ティーロ・アレックス・ブルンナーが設計したこのタイニーハウスは、自然との共存をテーマに設計されている。広さは204平方フィート(約19平方メートル)で、内部はほぼすべて合板で仕上げられている。壁、床、天井、さらにシンプルなテーブルに至るまで統一された素材を使用しており、温かみと調和が感じられるデザインだ。
自給自足を実現したゼロウェイストな暮らし
オン・マウンテンハットは自給自足型のエネルギーと水資源システムを採用している。屋根に設置されたソーラーパネルが電力をまかない、雨水を収集して浄化する仕組みを導入。さらに、近くの山の清流の水も利用することで、完全なゼロウェイスト(廃棄物ゼロ)を目指している。一時的な利用を目的に、解体することを前提につくられたこのタイニーハウスは、解体後には一切の痕跡を残さない設計が施されているという。
特別な体験を提供するブランド「On」の取り組み
このタイニーハウスは、Onの小売パートナーや従業員向けのコンペティションで選ばれた人のみに宿泊の機会が提供される場所だ。さらに、このキャビンはブランド初の防水ハイキングシューズ「Cloudrock Waterproof」の発売を記念して建設された。美しいアルプスの自然を称えるだけでなく、その自然から得たインスピレーションを共有する場としての役割も果たしている。
タイニーハウスだからこそ実現できる「自然の中での豊かな暮らし」
タイニーハウスのトレンドが広がる中、このオン・マウンテンハットは「ミニマリズム」「自然との調和」「持続可能性」というテーマを追求した究極の事例だ。遠くスイスのアルプスで誕生したこのタイニーハウスは、企業が夢見る社会、そして大切にしているインスピレーションを顧客と共に分かち合う多くの企業に、新しいインスピレーションを与え、挑戦を後押ししてくれるはずである。
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